DD方式とNDD方式の違いは?特徴やメリット・デメリットを図解を用いて解説

海外FXと国内FXの比較を見ていると、こんな口コミをよく見かけます。

  • 海外FXはNDD方式だから透明性が高いトレードができる
  • NDD方式の海外FX業者はゼロカットがある
  • 国内FXのDD方式だとストップ狩りやレートずらしのリスクがある
  • DD方式は意図的なスリッページで損失を出させることができる

口コミだけを見ると使い分けるよりもNDD方式の海外FX業者を利用するのが安全なトレードができると感じます。

でもやっぱり国内FXのDD方式と特徴を比較して決めたいですよね。

NDD方式もDD方式もどちらにもメリット・デメリットはあるので、自分のトレードスタイルにどちらがあっているのかを見極めて選ぶことが重要です。

DD方式とNDD方式の違いを抑えることで自分にあった口座を選ぶことができるで。

目次

国内FX業者のDD方式と海外FX業者のNDD方式の違い

国内FX業者で良く取り入れられているDD方式と、海外FX業者でよく取り入れられている注文方式のNDD方式の意味や違いについて解説します。

DD方式とは?

DD方式の注文の流れ

国内FX業者がよく採用しているDD方式とはディーリング・デスク方式の略です。

DD方式とはトレーダーの注文をインターバンク市場(カバー先)に直接通さず、FX業者に一旦流した後にインターバンク市場を通す注文方法です。

DD方式の取引の流れは、以下のとおりです。

DD方式の注文の流れ
①カバー先がFX業者に為替レートを提示

②トレーダーはFX業者の為替レートを見て注文

③注文を一旦FX業者に流す

④問題がなければカバー先に流す

一旦、注文をFX業者に通すことで約定が遅かったり、FX業者にとって都合の悪い注文は約定拒否することが可能になります。

DD方式の場合、トレーダーの負け分がFX業者の利益となり、逆にトレーダーが勝った分は負債になります。そのため、なるべくトレーダーに負けてもらいたいのがDD方式を採用しているFX業者の本音です。

DD方式は、トレーダーとFX業者で1対1により相対取引を行う方式なんや。

NDD方式とは?

一方、海外FX業者が採用しているNDD方式とはノン・ディーリング・デスク方式の略です。

NDD方式のFX業者はディーリング部門を置かずトレーダーの注文はインターバンク市場直結で行うので、FX業者がトレーダーのポジションの処理をすることがありません。

NDD方式の取引の流れは、以下のとおりです。

NDD方式の注文の流れ
①カバー先がFX業者に為替レートを提示

②トレーダーはFX業者の為替レートを見て注文

③注文はカバー先に直接流れる

取引の間にFX業者が介入してこないので、取引の透明性が高く不正行為の被害にあうリスクがないのがメリットです。

  • ストップ狩り
  • 意図的なスリッページ
  • レートずらし
  • ロスカット狩り
  • 意図的なシステムダウン

上記の不利益を回避できます。だから海外FXのNDD方式による取引は安全だと評判になっているのです。

海外FX業者によって提携しているカバー先の金融機関の数はちがうので、利用する時はスプレッドの広い狭いを考慮するのとカバー先が多い業者がおすすめです。

国内FXではDD方式がほとんどですが、一部のFX業者ではNDD方式を採用しているところも出てきています。それでもまだまだ少数派のようです。

NDD方式を採用している国内FX業者
  • ヒロセ通商
  • オアンダジャパン
  • 外為ファイネスト
  • フォレックスエクスチェンジ
  • サクソバンク証券
  • デューカスコピージャパン
  • EZインベスト証券
  • インヴァスト証券

国内の場合条件付きでNDD方式が利用できるFX業者もあるので、先に調べておくことをおすすめします。

NDD方式の場合、トレーダーの勝ち負け関係なく取引を多くしてもらうほどFX業者が儲かる仕組みになっているため、ボーナスキャンペーンを頻繁に開催して取引したくなる環境を提供しているのもうなずけます。

NDD方式はさらに2種類の方式に分けられる

トレーダーがインターバンク市場に直接注文をするのがNDD方式ですが、NDD方式にも2種類のモデルがあります

注文方式ECN方式STP方式
約定力非常に高い高い~普通
注文が送られる先電子取引市場インターバンク市場
注文の処理方法オークション方式カバー先の提示するレート
スプレッド狭い普通~広い
取引手数料発生する発生しない

STP方式ではインターバンク市場の手数料がスプレッドに上乗せされているのに対し、ECN方式は電子取引市場+FX業者の手数料が 二重にスプレッドに上乗せされています。

STP方式とは?

STP方式・STP口座の注文の流れ

STP方式とはトレーダーが発注した注文をFX業者に通した後、インターバンク市場に流れる方法です。

DD方式と何が違うのかというと、DD方式の場合はFX業者にとって大きく不利になりうる注文を拒否することができますが、STP方式の場合は、注文を意図的に操作することは出来ません。

注文はFX業者のサーバーを経由しているものの確認はせずそのままインターバンク市場に通すためDD方式より透明性のある取引が実現できるのです。

少しは話は逸れますがAXIORYではインターバンク市場(カバー先)を公開している希少なFX業者として有名です。

約注文の種類と執行(約定)のルール
AXIORYでは、お客様からのご注文は、すべての取引をカバー先であるリクイディティ・プロバイダーを介して、最良のレートで自動的に注文執行します。そのため、ディーリングデスクが介入することによる利益の相反がなく、お客様は公平で透明性の高いお取引を行うことができます。
当社では、FX、コモディティーおよびCFD取引に以下の注文(執行)ポリシーを設けておりますので、ご確認のうえお取引ください。

引用元:AXIORY|注文執行ポリシー

AXIORYではこの他にも毎年運営状況を第三者機関を通して開示しているので信頼性の高いFX業者であることがわかります。

AXIORYの口コミ・評判をみる

ECN方式とは?

ECN方式・ECN口座の注文の流れ

ECN方式ではトレーダーが発注した注文は直接電子取引所に流れ、板情報として追加されるのでトレーダーは状況を見ながらトレードを行うことができます。

インターバンクにどんどん集まる注文からマッチングが行われますが、マッチングはPCが行っているため判断は速攻です。

オークション形式のマッチングが行われるので自分の注文に反対注文があれば素早い取引になるのですが、反対注文の割合が少なければ決済できないこともあります。

例)1ドル=100円で買い注文を出したトレーダー

金融機関 →1ドル101円で売り注文
投資家  →1ドル99円で売り注文
ファンド →1ドル 103円で売り注文

この場合、売りたいトレーダーと買いたいトレーダーの両方が有利なトレードとなるのが、1ドル99円で売り注文と1ドル100円で回注文が約定することです。

売り注文を出した:安いレート
買い注文を出した:高いレート

での約定が有利になるためNDD方式ではこの注文をマッチングするということです。

ECN方式の口座が気になる方は以下の海外FX業者で取り扱いがあるので要チェックです。

口座平均スプレッド取引手数料最大レバレッジ
XMTradingZERO口座0.1pips10ドル500倍
GEMFOREXノースプレッド口座0.3pips0 ドル 1000倍
AXIORYナノスプレッド口座0.1pips7 ドル 400倍
LAND-FXECN口座0.2pips7 ドル 200倍
TitanFXZEROブレード口座0.33pips7 ドル 500倍

ちなみにECN方式は裁量トレーダー向きやから板情報がみられるMT5やcTraderの利用がおすすめやで。

NDD方式とDD方式のメリット・デメリット

海外FXのNDD方式と国内FXのDD方式のメリット・デメリットをまとめてみました。

DD方式・NDD方式のメリットとデメリットと一緒に違いもチェックしたってな

DD方式

メリットデメリット
・スプレッドが狭い
・売買にかかる手数料が安い
・トレードの透明性が低い
・FX業者による不正行為のリスク
・スリッページが起こりやすい
・利益が上がりすぎると口座停止の噂
・スキャルピングや自動売買は禁止

DD方式はトレーダーとインターバンク市場の間にFX業者が入ることで、ディーラーの裁量で注文を通すか通さないかが決まります。

したがって、ディーラーが自社の損失になると判断した場合は以下のような措置が取られることもあり、トレードに不透明感が生まれる要因となっています。

しかしスリッページが起こらない限りDD方式のスプレッドは大変狭く設定されており、採用している多くの国内FXの水準は0.1~0.3pips程度になっています。

スプレッドが狭い反面、DD方式ではスリッページのリスクも考慮しなくてはなりません。

NDD方式

メリットデメリット
・透明性があり安全性が高い
・スリッページがリスクがほぼない
・約定拒否がほぼない
・スキャルピングが可能
・EA(自動売買)可能
・海外FX業者のNDD方式はゼロカット追証なし
・スプレッドがDD方式よりも広い
・海外FXなら累進課税
・国内FXなら利益の20%の課税

NDD方式はFX業者が介在しないため、トレーダーはインターバンク市場に直接注文を通すことができます。

したがって必然的に取引環境がクリアなものになり、スリッページやストップ狩り等を心配する必要がなくなるのが1番大きなメリットでしょう。

NDD方式のもう一つの特徴としては先ほど解説したSTP方式とECN方式と二つの方式に細分化される点です。

スプレッドを除けば特にデメリットらしい要素はない印象があり、ECN方式を利用すればDD方式の実質スプレッドと同程度に収まる場合もあるため、カバーしきれない内容ではありません。

FX会社によってはSTP方式しか採用していないこともありますが、それでも安心してトレードできる大きなメリットは健在です。

トレーダーにとって有利な取引方式の選び方

NDD方式でトレードをするか、DD方式でトレードをするか悩んだ時の選び方はどちらが自分にとって有利かという点を考えることです。

国内FXの主流であるDD方式は 不正行為のリスクがあると言われていますが、実際に行われているかどうかの真相は分かりません。

ただリスクがあることには変わりないので、トレーダーにとって有利な取引方式は海外FXのNDD方式だと言えるでしょう。

また海外FXのNDD方式には追証なしのゼロカットシステムが搭載されています。

  • 大きな損失を追うリスクがない
  • 損失がでても口座内の金額までで抑えることが可能
  • ハイレバレッジで大きな利益を出すことも可能

というメリットもあるので、透明性があり保証があり安全性が高い取引ができます。

各海外FX業者の取引方式一覧

人気が高い海外FX業者の取引方式の一覧です。

FX業者DD方式NDD方式
STP
NDD方式
ECN
XMTradingマイクロ
スタンダード
ZERO
AXIORYスタンダードナノスプレッド
テラ
HotForexマイクロ
プレミアム
ゼロスプレッド
LAND-FXLPボーナス
Live
ECN
TitanFXスタンダードブレード
iFOREXスタンダード
FBSセント
マイクロ
スタンダード
ゼロスプレッド
ECN
is6FXマイクロ?
スタンダード ?
プロ ?
マイクロ?
スタンダード ?
プロ ?
GEMFOREXオールインワン?
ノースプレッド?
オールインワン? ノースプレッド?

GEMFOREX(ゲムフォレックス)に関してはNDD方式とDD方式の両方を記載していますが、実はNDD方式と言ってはいるものの DD方式ではないかという疑惑があるからです。

10ロット以上の取引をする時には事前に連絡が必要だということがNDD方式ではありえません。

普通DD方式なら大きなロット注文だったとしても、ただ注文を流すだけなので制限を設ける必要がまったくないのです。

さらにリクオートなしの約定拒否なしと宣伝しとるにも関わらず、口コミではめっちゃ頻繁にリクオートも約定拒否も起こっとるような印象があんねんで

DD方式なら約定拒否・リクオート・ストップ狩りが考えられるので、GEMFOREX(ゲムフォレックス)はDD方式ではないかという見方が強くなっています。

GEMFOREXの評判・口コミはこちら

NDD方式とDD方式についてのまとめ

海外FXのNDD取引と国内FXのDD方式について比較し、メリットとデメリットをご紹介しました。

2つの取引方式をまとめると

海外FX:NDD方式・注文がインターバンク市場に直結
・FX業者が注文に介入しないので不正がない
・スキャルピングが可能
・EA(自動売買)も使える
・国内FXよりもスプレッドが広い
・ハイレバレッジ
・ゼロカット追証なし
国内FX:DD方式・トレーダーとFX業者の相対取引
・不正操作が行われるリスクがある
・海外FXよりもスプレッドは狭い
・固定スプレッドで分かりやすい
・追証が発生するリスクがある

NDD方式はトレーダーとFX業者の関係性はwin-win
DD方式はトレーダーVS海外FX業者

要するにトレーダーが利益を出せば出すだけFX業者儲かるのがNDD方式、トレーダーが利益を出せば出すだけFX業者に損失が出るのがDD方式です。

トレードのリスクや不正操作のリスク、資産の保証など総合的に判断するとDD方式よりもNDD方式の方がおすすめできます。

信頼性・安全性・透明性を重要視する時はNDD方式を選ぶと安心です。

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