最近では海外FXはスマホを使って簡単に取引やチャート分析ができるのが当たり前になっています。
ちょっとした外出の時などに時間や場所を選ばずサッと使えるアプリがあれば、ストレスフリーな海外FXが叶いますよね!
そこで今回は2020年現在でスマホ用アプリが利用できる海外FX業者をピックアップして、機能性が高い順にランキングにしました。
海外FXスマホアプリランキングの選定条件

自分の取引スタイルによっては、スマホアプリがあった方がより手軽に・簡単になることもあります。
でもアプリの機能性が低く、ダウンロードしても使い物にならなければ意味がありません。
今回の海外FX業者のスマホアプリランキングでは、
- iPhoneにもandroidにも対応している
- MT4の他にもcTraderアプリにも対応している
ことが選定条件になっています。
条件をクリアした機能性が高いアプリを持つ海外FX業者は2社!
貴重な2社のスマホアプリランキングを最初にご紹介します。
MT4・cTraderどちらも対応する海外FXアプリランキング

1位★TradeViewForex

TradeViewForexのスマホアプリの特徴
◇PC版と同じ最新のチャートを見ることができる
インジケーターが100種類以上搭載されていて一目均衡表・MACDなどの人気が高いテクニカル指標はもちろんのこと、あまり使う人がいないマニアックなインジケーターも搭載されています。
描写ツールの機能性も高くギャンボックス・フィボナッチ・ピッチフォークなど50種類を超えるツールが搭載されていて、エリオット派動系は特に充実。
アラートをラインにつけることができるので、スマホでいつでも通知を受取り確認することが可能です。
◇情報がデバイスで自動同期
TradeViewのスマホアプリはクラウド上で管理され、パソコン版と自動的に同期されます。
パソコンで引いたラインはスマホにも、スマホで設定したインジケーターはパソコンにも反映されているから同じ作業を別の端末で行う手間がかかりません。
◇通知にパソコンの起動が不要
基本的にアラームやアラートはパソコンが起動している状態でないと受け取ることができません。
でもクラウド上でデータを管理しているTradeViewならパソコンが起動していなくてもスマホで通知を受取り、情報を得ることができます。
アラートはスマホのSMSやメール、プッシュ通知などで受け取ることが可能なので自分が気づきやすい方法に設定しておけばトレードのチャンスを逃がすことなく活かせるようになります。
- スマホアプリからは売買パネルが表示されないため注文パネルから注文はできない
- 通貨ペアの板情報はスマホアプリからは表示されない
- 出来高増加や値上がりなどのランキングの表示がスマホにはない

2位★AXIORY

Axioryのスマホアプリの特徴
◇ログインが簡単
AxioryのスマホアプリではFacebookやGoogleのID、cTrader IDを介してログインをすることができます。
簡単ログインでたくさんの種類の注文にアクセスできるようになっているので、スマホアプリ利用開始までの作業が面倒だという人も安心です。
◇クイック注文が可能
アプリを起動してチャートを見ながら、プライスボードにある通貨ペアの部分をタップするだけでクイック注文をすることもできます。
◇描画ツールが使いやすい
Axioryのアプリはスマホの横向き全画面表示ができるので、チャートの見やすさは抜群です。
編集をする時はスムーズにラインが引けるようにするために、オブジェクトが指に反応する範囲を拡大させています。
- アプリの評価が悪い
- 描画のツールが14種類しかない
- 時間足にティックチャートがない

MT4・cTrader・独自ツールなどのアプリが使える海外FXランキング
海外FXのアプリでMT4もcTraderも対応しているのはTradeViewForex・Axioryの2社しかありませんが、どちらかだけならアプリがある海外FX業者はいくつかあります。
また独自ツールを利用している海外FX業者のアプリもあるので併せてご紹介します。
基本的にiPhoneにもandroidにも対応しているアプリばかりなので、使っているスマホによって使えるアプリが少ない!ということはないはずです。
アプリの機能だけじゃなく、実際に使ってみた人の評価も含めてランキングにしました。
1位★XM
【対応:MT4・MT5】
海外FXの1番人気とも言えるXMもスマホアプリを開発していますが、利用には注意があります。
- XMアプリはMT5で口座開設をしている人だけ利用可能
- Mt4のアカウントではサポート対象外と表示されログインすることができない
MT5でログインをしてMT4の口座管理をすることはできます。
もしアプリでの管理を希望する場合はXMは1人8個まで口座は持てるので、MT5アカウントを作成するとスマホアプリに入れることが可能です。
- インジケーターが豊富でテクニカル分析ツールが充実している
- 入金、取引、出金などすべてアプリで完結できる
- 画面の縦横の切り替えや拡大も縮小も簡単にできる
XMのアプリはMT4に非対応ということで評価を低くつける人もいますが、androidで4.0・appで2.9となっています。


2位★Fx Pro
【対応:cTrader】
FxPro cTraderアプリではFXの他にインデックス・エネルギー・貴金属と計4つのアセット、そして100銘柄以上の取引ができます。
サポート体制がしっかりしていてアプリに関する問い合わせはsuppoto@fxpro.comにメールをすることで解決できるようになっています。
金銀や原油などのコモディティー商品や65種類以上の通貨ペアなど世界市場を取引できるアプリです。
- メジャー通貨ペアなら0pipsから取引ができる
- 取引量に関する情報が詳細に掲載
- ワンクリック注文や指値注文も可能
- cTraderの口座であればワンタッチで移動が可能
動作に不具合があり固まってしまうことがあったようで、アプリの総合評価はandroidで3.5・appで3.0となっています。

3位★FBS
【対応:MT4・MT5】
プロの技術サポートチームが24時間体制でスタンバイしているFBSのスマホアプリです!
リアルタイムな統計と価格チャートで取引を効率アップさせるアプリなので、ここぞというタイミングを逃さない快適なトレードが期待できます。
- 自分が使いやすいように設定がカスタマイズができる
- リアルタイムに統計情報が届く
- パフォーマンスの改善やバグの修正などを定期的に行っている
- 市場トレンドを見極めテクニカル分析ができるチャートの表示
好評な口コミが多く、総合評価もandroidで4.0・appで4.4と高くなっています。

4位★iForex
【対応:独自ツール】
iForex専用の独自開発ツールは登録や口座開設も可能です!
ただ海外FXをしているトレーダーは基本的にMT4またはMT5のプラットフォームを使っていますよね。
独自ツールで慣れない・使いにくいという口コミもあり、MT4ツールでチャートを見てiForexアプリで注文だけをするという使い方をしている人も多いようです。
- 独自開発ツールでiForex専用に作られている
- 登録、口座開設、取引、出金などすべてがアプリで可能
- 年中無休で24時間サポートしてくれる
- スマホアプリとブラウザ版の同時ログインによる使用は不可
機種によっては画面がフリーズする不具合があるようで、評価はandroidでは3.9、appでは4.2になっています。

5位★IFC Markets
【対応:独自ツール】
NetTradeXという独自ツールを使ったアプリですが、MT4にもMT5にも対応しています。
IFC MarketsではMT4が固定スプレッド、MT5が変動スプレッドです。スマホアプリでもインジケーター・描画ツールは完備されています。
独自開発ツールを使用しているスマホアプリの中でも、使いやすいとトレーダーから評価が高いアプリになっています。
- NetTradeX、MT4、MT5の3つに対応している
- 全オープンポジションの同時決済ができる
- マイクロビットコイン口座のデモ口座が開設できる
- 定期的に新しいバージョンに更新されている
機能性が高く使いやすい独自開発ツールで総合評価はandroidで4.1、appで5.0となっています。

スマホアプリで海外FXをする時のメリット

海外FXをする時に何台もパソコンを用意したり、スペックが高いパソコンに買い替えたりなど環境の整備が必要だと思っている人も多いようですがそんなことはありません。
スマホ1台だけでもアプリで取引はできますし、パソコンも1台持っているなら充分に取引ができる環境なのです。
ではもしスマホアプリで海外FXをするとなった時に、どんなメリットがあるのかチェックしてみましょう。
◇時間や場所を問わずにレートが確認できる
スマホがあれば通勤や移動時間、家事の合間などすき間の時間を使ってレート確認をすることができます。
保有しているポジションがない時でもレートの動きを見ながら今後の取引を考えるので、すぐに確認できるということは海外FXでは大きなメリットになるのです。
外出していても家の中でも移動中でもスマホアプリを入れておけば安心です。
◇トレードの場所を選ばない
パソコンでのトレードはパソコンが設置してある場所でしかできないので、外出先でチャンスがきても行動をすることができません。
でもスマホアプリがあれば狙いのレートになった時に場所を選ばずにすぐにトレードをすることが可能です。
レートの確認が出先でできることと同じで、機会はあったのに行動できなかったことによる機会損失を回避できますね!
◇操作が単純
特にMT4のスマホアプリは操作が単純なので、機械が苦手な人でもすぐに慣れてトレードができるようになります。
パソコンの画面は色々な情報がごちゃごちゃ表示されるので、必然的に操作もスマホアプリよりは難しくなってしまいます。
外出することが多い人・家事や仕事で忙しい人・ちょっとしたすき間時間に簡単に確認がしたい人には、スマホアプリでのFXもおすすめです。
スマホアプリで海外FXをする時のデメリット

大きなメリットがスマホアプリにはありますが、デメリットもあることを忘れてはいけません。
◇チャート確認がしにくい
使用しているスマホの画面の大きさにもよりますが、パソコンの画面よりは見にくくなってしまいます。
数週間分のチャートを見るのも結構苦労するので、サッと数か月分の確認なんてとんでもないことになってしまいます。
ローソク足の微妙な動きを見る時や、インジケーターを表示させる時はストレスになることがあります。
◇誤操作のリスクがある
パソコンよりも誤操作が起こりやすいのがスマホアプリです。
ポジションの数を間違って入力してしまったり、注文の入力ミスがあったりとトラブルが起こっているようです。
簡単に使えるスマホアプリですが、パソコン同様に慎重に操作してトレードをする必要があります。
◇のめり込み過ぎる
いつでもレートの確認ができて、いつでも取引ができるのがスマホアプリのメリットでしたが、それが反対にデメリットになることもあります。
負けた時やまだいけると思った時などについついポジションを保有してしまい、資金をどんどん使うというケースも。
のめり込みすぎないように自分の中でここまでというラインを決めて利用しなければいけませんね。
◇自動売買の設定が必要
スマホアプリを使用する時は、最初にパソコンを使ってMT4にEAを設置し、自動売買ができる環境を整える必要があります。
パソコンなしでスマホアプリのみで海外FXをしようとするのは、ちょっと不便なことが多いかもしれません。
海外FXのスマホアプリについてのまとめ
たくさんの業者がスマホアプリを開発していますが、どこの業者のアプリもまだ100点満点の完璧な仕上がりとは言えません。
普段から海外FXをスマホアプリメインで行っている人もいるようですが、やっぱり1番はパソコンの大きな画面で見やすいチャートを確認しながら通信環境が整った状態でトレードをすることです。
でも、仕事や外せない用事がある時などの外出時はすごく活用できる便利なものです。
デメリットを理解して使い方に気を付けながら利用すれば、スマホアプリも強い味方になってくれますよ!
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