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海外FXのアービトラージは違法?儲からない?種類やリスクをわかりやすく解説

制度の関係で国内FXではできないことがほとんどのアービトラージは、海外FXの方が行いやすくなっています。

アービトラージとは

裁定取引のことで、他にもサヤ取り・スプレッド取引と呼ばれています。

裁定取引(アービトラージ)とは、同一の価値を持つ商品の一時的な価格差(歪み)が生じた際に、割高なほうを売り、割安なほうを買い、その後、両者の価格差が縮小した時点でそれぞれの反対売買を行うことで利益を獲得しようとする取引のこと。機関投資家などが、リスクを低くしながら利ざやを稼ぐ際に利用する手法です。

引用:裁定取引/アービトラージ|SMBC日興証券

簡単に言えば、2つの商品の価格の差を利用して利益を出す方法のことです。

しかしながら、アービトラージは海外FXの方が行いやすいと言っても禁止している業者もあり、口座凍結や出金拒否にあうリスクがあります。

安全に海外FXでアービトラージを行うために、アービトラージの種類ややり方について詳しくご説明します。

目次

海外FXでのアービトラージとは?意味は?

まずはアービトラージがどんなものなのか、例を参考にご説明します。

【銘柄Aと銘柄B:現在の価格の差は100円】

アービトラージの説明

一定の期間どちらも同じような値動きを繰り返していたので価格差は100円のままでしたが、急に銘柄Bだけが価格が高騰しました。

ここでAとBの差が200円に開いたとして、銘柄Aの価格は100円・銘柄Bの価格は300円とします。

この時に銘柄Bを売って銘柄Aを買い、為替の変動で価格の差が50円まで縮まったので今度は銘柄Bを買い戻して銘柄Aを売ります。

アービトラージの仕組み

今までの取引から銘柄Aと銘柄Bの損益を計算してみると、

  • 銘柄A:50-100=-50
  • 銘柄B:300⁻100=200

このように複数の銘柄の為替の変動を見ながら価格の差を利用して売買を行うことによって、利益を求める手法をアービトラージ・裁定取引・サヤ取り・スワップ取引といいます。

例の取引では最終的に200-50=150で、150円の利益をアービトラージで出したということになります。

海外FXのアービトラージの種類と違法性について

FXをしているとアービトラージという言葉を耳にする方も多いのではないでしょうか。

実はアービトラージと一言でいってもにはその種類は大きく分けて4つあります。

アービトラージの種類
  1. スワップアービトラージ
  2. 3通貨アービトラージ
  3. 業者間アービトラージ
  4. ボーナスアービトラージ

このなかで1番スタンダードなアービトラージの手法は「スワップアービトラージ」です。

その名の通り、スワップの差を狙ってリスクを少なく確実に利益を獲得する手法として人気があります。

アービトラージは違法ではないが、禁止しているFX業者が多い

海外FXではアービトラージは禁止されていると思い込んでいる人もいるようですが、基本的に禁止事項ではないので行ったからと不正になることもなく違法性はありません。

1番スタンダードな「スワップアービトラージ」の他にもアービトラージには種類があるとお伝えしましたが、このうち「業者間アービトラージ」と「ボーナスアービトラージ」は基本的にFX業者で禁止取引とされているので、「スワップアービトラージ」と「3通貨アービトラージ」が確実に使える手法とまずは覚えておきましょう。

違法性
スワップアービトラージ違法ではない
3通貨アービトラージ違法ではない
業者間アービトラージ違法ではないが、基本禁止
ボーナスアービトラージ違法ではないが、必ず禁止
アービトラージの種類と違法か否か

それではさっそくこれら4種類のアービトラージの意味についてみていきましょう。

1. スワップアービトラージ

スワップアービトラージ

スワップアービトラージとは同一銘柄のスワップポイントの金利差を狙って利益を得る手法です。「裁定取引」や「スワップサヤ取り」とも呼ばれます。

スワップアービトラージのやり方・手法

STEP
売りのスワップが高い方で売りポジションを保有

まず売りのスワップが高い通貨を売りポジションで保有します。

今回は以下の値とします。

買いポジション(ロング)売りポジション(ショート)
USDJPY0.2130.287
STEP
買いのスワップポイントが安い方で買いポジションを保有

続いて買いのスワップが安い通貨を買いポジションで保有します。

同一口座内で両建てをしているので値動きの影響はなく、スワップポイントだけが発生する仕組みになっているので利益になるのです。

例えば

  • 業者Aで買いポジションのスワップが100円
  • 業者Bで買いポジションのスワップが-95円

だったとすると両建てすることで、1日あたり5円のスワップポイントが発生します。

同通貨ペアの買い・売りポジションのスワップポイントの差がプラスになっていれば、業者間でのスワップアービトラージができるのです。

スワップアービトラージのリスク
  • ハイレバレッジでロスカットに注意する必要がある
  • スワップの変動の仕方によっては破綻する可能性もある

アービトラージには複数種類がありますが、中でも1番メジャーになっていて行っている人が多いのがこのスワップアービトラージです。

比較的リスクが少ないので、証拠金に余裕を持てば誰でもできる手法です。

このスワップアービトラージは特にGEMFOREXがおすすめです。FX業者によってはマイナススワップで一向にプラスにならないというパターンが多いのですが、GEMFOREXの場合USDJPYであれば基本的にどちらもプラススワップなのでほど確実と言っていいほど、毎日利益が出続けます。

アービトラージ(サヤ取りアービトラージ)に挑戦したい方はまずGEMFOREXで試してコツをつかみましょう。

2. 3通貨アービトラージ(トライアングルアービトラージ)

3通貨(トライアングル)アービトラージ

3通貨アービトラージは、トライアングルアービトラージ・三角裁定取引・3通貨アービトラージなどと呼ばれています。

3つの通貨ペアの為替相場の価格の差で利益を出そうとする裁定取引の手法です。

ロボックス師匠

トライアングルアービトラージは仮想通貨でよく取り入れられる手法やな。

この手法は例えば、ビットコイン(以下:BTC)はライトコイン(以下:LTC)に対して過大に評価されているが、イーサリアム(以下:ETH)に対しては過小評価されているとします。この場合、BTCでLTCを買い、そのLTCでETHを買い、そのETHでBTCを買い戻すことで、BTCが元値よりも高く買い戻ります。

今の流れを法定通貨と仮想通貨を合わせて考えてみましょう。

トライアングルアービトラージのやり方・手法

例えば日本円を10,000円保有している状態でトライアングルアービトラージを行うとします。

STEP
価格差のある通貨を3種類決める

価格差のある法定通貨もしくは仮想通貨などを3種類決めます。

今回は円(以下:JPY)、イーサリアム(以下:ETH)、ビットコイン(以下:BTC)とします。

STEP
1万円でETHを買う

まず決めた通貨の中から1種類を買います。

今回は分かりやすく1万円で1ETHを購入したとします。

10,000JPY=1ETH

STEP
ETHでBTCを買う

続いて先ほど買った通貨で別の通貨を買います。

今回は分かりやすく1ETHで0.1BTCを購入したとします。

1ETH=0.1BTC

STEP
BTCを売る

最後に先ほど買った通貨を売ります。

今回は分かりやすく0.1BTCを10,100JPYで売ったとします。

0.1BTC=10,100JPY

最初10,000JPYでETHを購入しましたが、最終的に10,100JPYになりました。

トライアングルアービトラージをすることで100円の利益を発生させることができました。

日本円でいきなりビットコインを購入しようとしても、0.1BTCは10,100円なので100円足らず購入することができません。

しかしながら一旦同じ価格の1ETHを購入し、さらにそのETHと同じ価格のビットコインを購入してからもう1回日本円とトレードをすれば利益が出るという流れです。

一般的なアービトラージ計算から3種類の通貨が絡んだトライアングルアービトラージ計算までできます。
他にも自動計算ツールはたくさんありますが、どれが1番というのは決まっていないので使いやすいツールを探してみてください。

最後にトライアングルアービトラージのメリットとデメリットについてです。

トラアングルアービトラージのメリット・デメリット
  • 1ヵ所の取引所を利用してトレードを行うので送金手数料が発生しない
  • 送金変動のリスクがほぼない
  • 取引の回数が多い分、取引手数料が多くかかってしまう
  • 価格差を調べる時は自動計算ツールなどを使う必要がある
  • 手順が多いため利益を出すのは素人にはレベルが高い

リスクがなく勝てる手法としてトライアングルアービトラージをおすすめするトレーダーもいますが、現在はそこまで大きな価格差はなく手数料などを考えるとマイナスになる可能性が高いです。

長い時間ずっとパソコンの前で相場の動きを眺めていて、大きな差が出た一瞬を狙えるなら利益を得ることができる可能性はありそうですが難易度は高いですね。

他のアービトラージの手法の方が手順も少なく、利益が見込める可能性が高くなっています。

3. 業者間アービトラージ(レイテンシーアービトラージ)

業者間アービトラージ

業者間アービトラージとは、レイテンシーアービトラージと呼ばれることもあります。レイテンシーとはわずかな遅れという意味です。

海外FXのプロトレーダーはこの業者間アービトラージでなんと2億円もの利益をあげているというから驚きです!

業者間アービトラージのやり方・手法

簡単に手法を説明すると業者間ではレートの提示に微妙な時間差があり、多少の価格差が発生します。そこを狙うのです。

例えば、海外FX業者A社とB社があり時間によって下記の価格差が発生したとします。

12:00:0012:00:0112:00:0212:00:03
A社100.0100.2100.7100.20
B社100.2100.7100.20100.25
海外FX業者AとBの提示レート

インターバンクからダイレクトにレートが入ってくる業者は早く、親会社からレートを受け取る業者は微妙に遅れる傾向があります。そのためレート提示はこのように微妙に時間差が出てしまうのです。

今回はB社の方がレートの提示が早いので【12:00:02】で0.13の差が開いた時点でA社で購入をすれば差益が発生することが予想できますよね。

業者間アービトラージなら簡単に利益が出せると言う人もいますが、リスクも理解しておかなければいけません!

業者間アービトラージのリスク
  • 短時間で決済をするスキャルピング行為が禁止されている海外FX業者もある
  • 業者が嫌う手法なのアービトラージが禁止されていなくても口座凍結のリスクがある
  • 集中して自分の目で見て取引を行う必要があり自動売買ができない

海外FX歴が長いプロトレーダーの中には自分でプログラムしたレイテンシーアービトラージ用の自動売買プログラムを使っている人もいますが、素人にはかなり難しく至難の業です。

業者間(レイテンシー)アービトラージでは口座凍結のリスクが最も大きいので、長く利用したいと思っている海外FX業者では試さないことをおすすめします。

4.ボーナスアービトラージ

ボーナスアービトラージとは

ボーナスアービトラージとは、口座開設ボーナスや入金ボーナスなど自己資金以外でFX業者からもらったボーナスを利用し、業者間でトレードを行い確実に利益を獲得する手法です。

ボーナスアービトラージのやり方・手法

例えば、A社とB社で100万円を入金して、入金ボーナス100万円をそれぞれ獲得したとします。その口座でA社はロングポジション、B社はショートポジションをそれぞれ持ったとします。

万が一B社でロスカットされたとしても、海外FXでは追証が発生しないのでゼロカットが執行されれば、自己資金100万円の損失だけですみます。

一方A社では強制ロスカットが0%だった場合、利益200万円と自己資金100万円で合計300万円を出金することができます。

裏技・必勝法など甘い言葉でボーナスアービトラージがおすすめされていることもありますが、海外FXではボーナスアービトラージは禁止されています。

ただボーナス口座が0にならず、他業者が0になるケースもありますがその時はボーナスアービトラージはできませんが利益が出ているので損をすることはありません。

めちゃくちゃ簡単にボーナスが出金できる対策法だ!と思った人が多いと思いますが、FX業者も黙って禁止行為を見ている訳ではないためリスクは高くなっています。

禁止されているアービトラージをしてもバレない?

先ほど「業者間アービトラージ」と「ボーナスアービトラージ」は禁止されているとお伝えしましたが、果たしてこれはFX業者にバレるものなのでしょうか。

とくに業者間アービトラージに関しては別の業者間であれば各業者の取引履歴が見られないため絶対にバレないと思う方も多いはず。

禁止行為のアービトラージはバレる可能性が高い

結論から申し上げるとアービトラージは他業者間であってもバレます。

なぜFX業者にボーナスアービトラージがバレるのかというと、IPアドレスで特定できてしまうからです。

バレた人が多いのはMT4プラットフォームを使っているトレーダーですが、実は業者は違っていてもサーバーが同じなので行動が筒抜けだったというのはよくあることです。

それでもさらに対策法を考えたトレーダーは【IPアドレスを業者ごとに変える】という取引に変えているようです。

ボーナスアービトラージをする時はA社ではいつものIPアドレス、B社はプリペイドの携帯からなど明らかに偽装行為ですね。

IPアドレスが違えばバレるリスクはほとんどなくなるようですが、禁止行為なのでボーナスアービトラージはやめておきましょう。

海外FXのアービトラージではブリッジに注意が必要!

最後に海外FXで何らかのアービトラージをしようと考えている人のために、ブリッジについてもご説明しておきます。

ブリッジとは「リクイディティブリッジ」とも呼ばれている代行業を行っている会社のことです。

例えば海外FXでブリッジが使われている口座を利用していたとします。

MT4口座で注文をする
ブリッジに情報が送られてからリクイディティプロバイダ(LP)に注文が送られる

つまり異なるFX業者で両建てをしていたとしても使用しているブリッジが同じであれば繋がるサーバーも同じになり、利用者の情報はバレてしまうので口座凍結などのペナルティにつながってしまうのです。

最初に使用しているサーバーのIPが分かればいいのですが、外部からしか確認することはできません。

TCPモニターやコマンドプロンプトが使えるのであれば、IPアドレスを調べることが可能になり分かったIPアドレスからプロバイダの情報を得ることができます。

反対にXMやFXProのようにブリッジを使わず自社が元のブローカーとなっているケースもあります。

このようにしっかりブリッジまでチェックをしておけば、禁止行為による口座凍結などのペナルティの回避策にもなります。

リスクを少しでも減らすためにIPアドレスを調べてみたいと思ったら、TCPモニターソフトなどは無料ツールとしてダウンロードできるサイトがあるのですぐにでも実行できますよ。

海外FXのアービトラージについてのまとめ

海外FXで行われている主なアービトラージは、大きくわけると

  • スワップアービトラージ
  • トライアングルアービトラージ

の2種類になるということが分かりました。

ボーナスアービトラージもありますが、禁止行為としてはっきり注意喚起されている行為になるためやめておきましょう。

一般的な海外FXと比べてアービトラージをする場合は最初に資金が多めに必要になるケースがほとんどです。

口座凍結などのリスクも考えると簡単におすすめできる手法ではありません。もし行うならリスクがあることをしっかり理解したうえで、取引を始めることをおすすめします。

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