ゲムフォレックスのスプレッドを徹底解説【2021年最新版】
ゲムフォレックスは、2014年にFX事業を開始し、2019年にはニュージーランド金融ライセンスを取得して運営している海外FX業者です。
高額なボーナスキャンペーンやシステムトレードのサービス展開など、ユニークな特色を持っており、海外FX業者の中でも何かと目を引く存在となっています。
派手なボーナスの陰に隠れがちですが、 ゲムフォレックスのスプレッドは実は狭いのが特徴です。
以下は、スタンダード口座の位置付けであるオールインワン口座の主要通貨ペアの平均スプレッドです。
- ドル円=1.2pips
- ユーロドル=1.2pips
- ポンドドル=2.1pips
ドル円で1.2pipsであれば、結構狭い方だと言って良いのではないでしょうか。
今回は各口座タイプの特徴や、競合他社とのスプレッド比較を通して、ゲムフォレックスのスプレッドを詳しく解説していきます。
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会社名 | GEMFOREX |
---|---|
ライセンス | ニュージーランド金融ライセンス |
ゼロカットシステム | 導入済み |
サポート | 日本人による日本語サポートあり |
ゲムフォレックスのスプレッド概要
まずはゲムフォレックスのスプレッドについて、基本的な仕組みを確認しましょう。
その次に、口座タイプ別のスプレッド見ていきたいと思います。
ゲムフォレックスのスプレッドは変動制
スプレッドとは、トレーダーがFX業者に支払う取引手数料のことです。
買い価格と売り価格の間には数pipsの差があるため、エントリーしてエグジットすることで、トレード自体の損益からさらにスプレッド分が必ず差し引かれることになります。
スプレッド幅には固定制と変動制があり、ゲムフォレックスのスプレッドは変動制となっています。固定制と変動制の違いを、簡単に見てみましょう。
固定制 | スプレッド幅を一定にしてある方式。基本的にはスプレッド幅が動かないため、取引時間帯や取引タイミングによる変動のリスクを抑えられるメリットがある。ただし、固定制のスプレッドでは、そもそものスプレッド幅の設定がやや広めであることが多い。 |
変動制 | スプレッド幅が一定ではない方式。一定ではない、と言っても常にコロコロと大きく変化するわけではない。商いの薄い日本時間の朝方や、指標発表などのイベント時に大きく広がるリスクがあるが、それ以外の時間は狭いスプレッドでトレードできるメリットがある。 |
ゲムフォレックスに限ることではありませんが、変動スプレッド制のFX業者の場合は、日本時間の6時〜7時前後や、大きな政治、経済のイベント時には一時的にスプレッドが広がる場合があります。
トレードする場合は、注意が必要です。
口座タイプによりスプレッドは異なる
ゲムフォレックスには「オールインワン口座」と「ノースプレッド口座」と言う、2種類の口座タイプがあります。
口座の名前の通り、ノースプレッド口座は狭いスプレッドが特徴です。
以下は、各口座タイプと主要通貨ペアの平均スプレッドの比較です。
オールインワン口座 | ノースプレッド口座 | |
EURUSD | 1.2pips | 0.3pips |
GBPUSD | 2.1pips | 1.3pips |
USDCHF | 1.9pips | 1.5pips |
AUDUSD | 1.5pips | 0.3pips |
USDCAD | 2.0pips | 0.8pips |
USDJPY | 1.2pips | 0.3pips |
EURJPY | 1.4pips | 0.5pips |
GBPJPY | 1.9pips | 1.0pips |
オールインワン口座でも十分狭いスプレッドが提供されていますが、ノースプレッド口座のスプレッドはさらに狭いです。
ノースプレッド口座ではユーロドルとドル円については、最少0pipsのスプレッドとなっています。
ノースプレッド口座でも手数料が発生しない
スプレッドが狭い口座タイプを提供している海外FX業者はいくつかありますが、多くの場合取引手数料が別途かかります。
しかし、 ゲムフォレックスのノースプレッド口座では、取引手数料がかからず、純粋にスプレッドが狭い口座タイプになっています。
こう聞くと、ゲムフォレックスではノースプレッド口座を開設すれば良い、と言うことになりますが、ノースプレッド口座にはいくつかの制限が設けられています。
- 初回最低入金額は30万円以上必要
- ボーナス対象外
- 取引出来るのはFX通貨ペアのみ(CFD商品は不可)
- 裁量トレード専用口座となり、EA等は使えない
特に高額な入金額とボーナス不可と言う条件は、人によっては高いハードルかもしれません。
しかし、「ボーナスは要らないから低スプレッドでトレードしたい」と言う裁量トレーダーにとっては、面白い選択肢になるのではないでしょうか。
ここまでは、ゲムフォレックスのスプレッド概要をご説明してきました。
次は、競合他社とのスプレッド比較を行っていきます。
競合と比べてみた
ここからは、ゲムフォレックスと有力な競合他社とのスプレッドを比較してみます。
比較する競合は以下の通りです。
- 海外FX業者人気No.1として名高い「XM」
- “アイフォ戦士”という言葉も生み出したFXの老舗「iFOREX」
- ボーナスを提供せず取引環境と低スプレッドに特化した「タイタンFX」
それでは早速見ていきましょう。
ゲムフォレックスとXMのスプレッド比較
優良海外FX業者として名高いXMと、ゲムフォレックスのスプレッドを比較してみましょう。
まずはゲムフォレックスのオールインワン口座とXMのスタンダード口座で、主要通貨ペアの平均スプレッドを比較してみます。
ゲムフォレックス オールインワン口座 |
XM スタンダード口座 |
|
EURUSD | 1.2pips | 1.7pips |
GBPUSD | 2.1pips | 2.4pips |
USDCHF | 1.9pips | 2.1pips |
AUDUSD | 1.5pips | 1.9pips |
USDCAD | 2.0pips | 2.2pips |
USDJPY | 1.2pips | 1.6pips |
EURJPY | 1.4pips | 2.3pips |
GBPJPY | 1.9pips | 2.4pips |
純粋にスプレッド比較では、 比較したすべての銘柄でゲムフォレックスの方がスプレッドが狭いことがわかりました。
しかしXMには、ロイヤリティプログラムによるキャッシュバックもあるので、それも含めれば良い勝負になるかも知れませんね。
続いて、ゲムフォレックスのノースプレッド口座と、XMのXM Zero口座の平均スプレッド比較です。
ゲムフォレックス ノースプレッド口座 |
XM XM Zero口座 |
|
EURUSD | 0.3pips | 0.1pips |
GBPUSD | 1.3pips | 0.3pips |
USDCHF | 1.5pips | 0.4pips |
AUDUSD | 0.3pips | 0.4pips |
USDCAD | 0.8pips | 0.5pips |
USDJPY | 0.3pips | 0.1pips |
EURJPY | 0.5pips | 0.4pips |
GBPJPY | 1.0pips | 0.3pips |
低スプレッドに特化した口座タイプ同士では、 今回比較した多くの通貨ペアでXMの平均スプレッドの方が狭いことがわかりました。
しかしXM Zero口座では、1ロットの往復取引で合計10ドルの手数料が必要です。
1ロットで10ドルの手数料は、ざっくりとpipsに直すと1pips程度です。
取引方式の違いもあり単純に比較はできませんが、ゲムフォレックスも健闘しているのではないでしょうか。
ゲムフォレックスとiFOREXのスプレッド比較
iFOREXはサービスを開始してから20年以上の歴史があり、FX業者としては老舗と言えます。
今回はiFOREXの基本口座であるエリート口座と、ゲムフォレックスのオールインワン口座との平均スプレッドを比較してみましょう。
ゲムフォレックス オールインワン口座 |
iFOREX エリート口座 |
|
EURUSD | 1.2pips | 0.9pips |
GBPUSD | 2.1pips | 1.5pips |
AUDUSD | 1.5pips | 1.5pips |
USDJPY | 1.2pips | 0.9pips |
EURJPY | 1.4pips | 1.2pips |
GBPJPY | 1.9pips | 2.5pips |
今回比較した通貨ペアでは、ほぼすべての通貨ペアでiFOREXのエリート口座の方が平均スプレッドが狭いことがわかりました。
iFOREXでは近年まで固定スプレッド制でしたが、2019年に変動スプレッド制のエリート口座が誕生し、かつての弱点を克服してきています。老舗の底力を感じますね。
ゲムフォレックスとタイタンFXのスプレッド比較
タイタンFXは、ボーナスキャンペーンを行わず、スプレッドの狭さや取引環境の充実に力を入れている海外FX業者です。
ゲムフォレックスとは好対照の海外FX業者と言えるでしょう。
今回比較するのは、通常口座である「スタンダード口座」と、低スプレッド口座である「ブレード口座」です。まずは、通常口座同士の平均スプレッドを比較しましょう。
ゲムフォレックス オールインワン口座 |
タイタンFX スタンダード口座 |
|
EURUSD | 1.2pips | 1.2pips |
GBPUSD | 2.1pips | 1.57pips |
USDCHF | 1.9pips | 1.92pips |
AUDUSD | 1.5pips | 1.52pips |
USDCAD | 2.0pips | 1.55pips |
USDJPY | 1.2pips | 1.33pips |
EURJPY | 1.4pips | 1.74pips |
GBPJPY | 1.9pips | 2.45pips |
通常口座タイプのスプレッドの平均値は、お互いに良い勝負ですね。続いて、低スプレッド口座の比較です。
ゲムフォレックス ノースプレッド口座 |
タイタンFX ブレード口座 |
|
EURUSD | 0.3pips | 0.2pips |
GBPUSD | 1.3pips | 0.57pips |
USDCHF | 1.5pips | 0.92pips |
AUDUSD | 0.3pips | 0.52pips |
USDCAD | 0.8pips | 0.55pips |
USDJPY | 0.3pips | 0.33pips |
EURJPY | 0.5pips | 0.74pips |
GBPJPY | 1.0pips | 1.45pips |
ブレード口座では、1ロットの往復取引で合計720円の取引手数料が必要です。
取引方式や取引環境の違いがあるため単純比較はできませんが、スプレッドという点ではゲムフォレックスは健闘していると言えるでしょう。
まとめ
ここまで、ゲムフォレックスのスプレッドについて詳しくご紹介してきました。
ゲムフォレックスといえばボーナスのイメージが強いですが、他業者と比べても引けを取らない狭いスプレッドを提供していると言うことを、知っていただけたのではないでしょうか。
もちろん、スプレッドだけでFX業者を選ぶことはできませんが、選択の際には大きな魅力になるかも知れませんね。
ゲムフォレックスに口座開設をしたい方は、上の記事を参考にしてください。
スプレッドについて疑問やわからないことがあれば、コメントや掲示板を利用してみてくださいね。