マム口座とは?本当に稼ぎやすいのか徹底解説【3分でわかる!】

FXの世界には、「マム口座」や「パム口座」という言葉があることをご存知ですか?
もし聞いたことがなければ、何のことか見当もつかないかも知れません。

「マム(MAM)」や「パム(PAMM)」とは、新しいトレード方法の1種で、裁量トレードよりもソーシャルトレードなどに近い方法になります。

日頃チャートを見ている時間がなく、「 成績の良いトレーダーの結果だけを、自分の口座に取り入れられたら」と考えている人にとっては、興味深い選択肢になるでしょう。

このページではマム口座について、基本的なことからわかりやすくお話ししていきます。

マム口座とは

マム口座の”マム”とは、MAM(Multi Account Managerの略)のことで、一般にマネージドアカウントと呼ばれる種類のものです。

投資運用のプロのトレード内容だけを、自分のマム口座に反映させることで損益を得る運用方法です。
自分ではトレードをせず、自分の資金を他のトレーダーに運用してもらいます。

マネージドアカウントの特徴は以下の通りです。

親口座に資金を預けない

例えばファンドなどへ投資をする場合も、自分の資金を運用してもらって配当を得るという点では似ています。

マネージドアカウントでは、親口座(マネーマネージャー)と子口座(自分のマム口座)を紐付けて、資金を預けずにトレード内容だけを自分の口座へ反映させます。
資金を持ち逃げされたり、悪用される心配がありません。

利益となった場合、15%〜30%を報酬として支払う必要がある

マネージドアカウントで利益が出た場合、利益の15%〜30%を、マネーマネージャーへ報酬として支払う必要があります。
やや高めの手数料ですが、損失となった場合は手数料はありません。

成績が良いマネーマネージャーほど、報酬は高くなると言われています。

マネーマネージャーになるには、投資顧問業等の資格が必要

マネージドアカウントのマネーマネージャーになるには、投資顧問業等の資格、または各海外FX業者が定める基準をクリアする必要があります。

そのためマネージドアカウントでは、 親口座のトレードの技量には、ある程度信頼性の裏付けがあると言うことになります。

マム口座では、取引内容が見える

マム口座では、マネーマネージャーがどのようなトレードをしているのかを見ることができます。
どこでポジションを持ち、どこでエグジットしたのかがわかるので、人によっては勉強になることがあるかも知れません。

パム口座との違い

パム口座の”パム”とは、PAMM(Percentage Allocation Management Moduleの略)で、マム口座と同じくマネージドアカウントの1種になります。

マム口座の特徴として、マネーマネージャーの取引内容が見えるというものがありましたが、パム口座はその反対です。
パム口座へはトレード結果だけが反映され、親口座がどのようにトレードしているかは、多くの場合知ることができません。

マネーマネージャーにとっては、自分の手法を知られずにマネージドアカウントで手数料収入を得られるメリットがあります。

ソーシャルトレードとの違い

マム口座などのマネージドアカウントとソーシャルトレードは、「優秀なトレーダーのトレードを、自分の口座で自動的に行える仕組み」という点では同じ種類のものになります。

マネージドアカウントとソーシャルトレードの違いを挙げるなら、以下のようになります。

マネージドアカウント
  • 損失となった場合は手数料がないため、腕に自信のあるトレーダーやファンドマネージャーが親口座になっている可能性が高い。
  • 初回入金額が比較的多く、挑戦へのハードルは高め。
  • ややクローズドなサービス。「会員制」の感があり、口座開設方法などがわかりやすく示されていない場合がある。
ソーシャルトレード
  • 勝っても負けても利用料が必要になる場合が多い。
  • 少額から始められるので、挑戦へのハードルは低い。
  • オープンなサービス。ソーシャルトレードも手がけている海外FX業者では、サービスを公式サイト内でわかりやすく紹介している場合が多い。

ここまで、マム口座をはじめマネージドアカウントの概要を見てきました。
次は、マム口座を利用するにあたって、少し気になる面を考察していきます。

マム口座は詐欺?違法?

マム口座やパム口座では、自分の資金を他のトレーダーに預けてトレードしてもらう、反対にマネーマネージャーの立場では、他人の資金を預かってトレードする、と言うことになります。

詐欺にあう可能性はあるのか?または違法性はないのか?考えてみましょう。

マム口座を利用するだけなら違法性はない。しかし..

マム口座やパム口座を開設して、 マネーマネージャーにトレードを託す側であれば、資格は要らず、違法性はない(少なくとも摘発されるような心配は少ない)と考えられます。

しかし、他人の資金を預かってトレードするマネーマネージャーになる場合は、「投資運用業」の資格が必ず必要になります。

もしも、資格を持たずにマネーマネージャーの業務を行なった場合は、「5年以下の懲役もしくは500万円以下の罰金」が課せられる犯罪行為になる可能性があります。

金融商品取引法第二条に規定する定義に関する内閣府令

海外FXを利用すれば日本の法律は関係ない、と言うことはないので、くれぐれもご注意ください。

最後に、マム口座の仕組みがある海外FX業者を見ていきましょう。

マム口座の仕組みがある業者

2019年現在、マム口座を取り扱っている海外FX業者は多くはありません。確認できているのは以下の3社です。

マム口座のある海外FX業者

  • ゲムフォレックス
  • ビッグボス
  • タイタンFX

ゲムフォレックスでは「Turtle(タートル)」、ビッグボスでは「PEGASUS(ペガサス)」「KOARA(コアラ)」などのサービス名がついています。

しかし、口座開設は簡単ではないようです。
それぞれの業者の公式サイトを見ても、スタンダード口座などはわかりやすく紹介されているのに対し、マム口座やパム口座の記述はなかなか見つけることは出来ません。

例えばタイタンFXでは、まずはスタンダード口座などの通常口座を開設して、タイタンFXの会員になる必要があります。
その上で会員ページにログインし、追加口座の開設を選択するとマム口座の選択肢があると言う具合なので、「知る人ぞ知る隠しメニュー」の感が強いです。

他社の場合でも同様で、紹介リンクからしか口座開設できないと言う場合もあるようです。

マム口座のまとめ

優秀なトレーダーに資金運用を任せられたら、と考えることは誰でもあるでしょう。
すべてのトレードへのアプローチと同じように、「マム口座だから絶対に稼げる、または稼ぎやすい」と言うことはありません。

しかし、マム口座をはじめマネージドアカウントは、資格を持ったマネーマネージャーが発注指示を出すと言う点で信頼性があるため、優秀なマネーマネージャーを見つけられれば、利益を得られる可能性は大きく高まるでしょう。

ただし、ソーシャルトレードなどよりも挑戦へのハードルは高めで、また利益が出た場合は手数料が必要になります。
海外FX業者によりマム口座の特徴は様々あるので、お気に入りのサービスを見つけてみてください。