海外FXのロットとは?1ロットの単位や通貨・pips・枚について

海外fxのロットについて

海外FXの用語の中でも取引をするなら絶対に知識を持っておくべきなのがロット(Lot)です。

取引単位(売買単位)のことです。

例えばチョコや電池、たまごなどの販売形態を思い出してみてください。

チョコレート◇1ダース:12個入り
たまご◇1パック:10個入り
乾電池◇1セット:4本入り

このように1個・1本などではなくまとめてある物の単位と同じで、海外FXでもまとまった数量=1ロットとして取引を行います。

ロットについてより詳しく知るために「通貨・pips・枚」や「最大ロット・最小ロット」についてもご紹介します。

1ロットの単位は複数パターンある

1ロットの単位について

海外FX業者によって1ロットがいくらになるのかはちがいますが、基本的には1ロット=10万通貨のところが多いです。

取引の規模を小さくしたビギナー向けの口座では、1ロット=1,000通貨になっているところもあります。

ドル/円で購入する場合

  • ドル/円=120円
  • ドル/円を0.01Lot(1,000通貨)購入
  • 120円×1,000ドル=120,000円

ドル/円で0.01Lot購入するということは1,000ドル分購入するということになり、レートが120円なので120,000円分の買いポジションを保有したことになります。

※1万円分のドルや1万円分のポンドなど金額を意味している訳ではありません。

なぜロットという単位が必要なのか?

ロットが海外FXで使われているのは取引において入力のミスを回避するためです。

例えば最低取引金額が10,000円の海外FX業者があるとします。

そうなると最低でも10,000通貨、多くなれば100,000通貨などの取引になることもありますよね!

見ても分かるように0をたくさん入力しなければいけないので、入力ミスによって0が多い・少ないなどのトラブルが起こる可能性が出てきます。

そんなデメリットを解消するためにロットが活用されるようになっているのです。

最大ロット・最小ロット数とは?業者ごとに比較

業者ごとに最大ロットと最小ロット比較

海外FXでの最大ロットは2種類あります。

  • 1銘柄の最大ロット:1つのポジションでの最大ロット数
  • 保有最大ロット数:その海外FX業者で保有できる最大ロット数

大きな取引をしたい人は最大保有ロット数は大きい方が理想です。参考までに各海外FX業者のロット数を比較してみましょう。

海外FX業者 1ロットの単位 1銘柄の最大ロット 最大保有ポジション 最大保有ロット
XM(マイクロ口座のみ) 1,000通貨 100ロット 200 100ロット
XM(その他の口座) 10万通貨 50ロット 200 50ロット
FBS(セント口座のみ) 1,000通貨 1,000ロット 200 50ロット
FBS(その他口座) 10万通貨 500ロット 200 500ロット
Axiory 10万通貨 1,000ロット 上限なし 1,000ロット
Land-FX 10万通貨 30ロット 上限なし 100ロット
iForex 10万通貨 50ロット 上限なし 50ロット
Titan FX 10万通貨 100ロット 200 100ロット
Traders Trust 10万通貨 1,000ロット 上限なし 上限なし

レバレッジを500倍とすると、50ロットの注文で必要となる証拠金は100万円です。

最大注文量の基本的な数値は10万通貨×50ロットで500万通貨ということになり、ドル/円が100円なら5億円分までの注文が可能です。

AXIORYやTraders Trustの最大取引量は業界でもトップレベルですが、一般的な取引をするなら最大保有ロットが50ロットあれば問題なく安定した取引が可能です。

反対に少額で海外FXの取引をしたい人が注目すべきは最小ロット数です。
1ドル=110円として計算を行い表にしています。

海外FX業者 1ロットの単位 最小注文量 最小証拠金 レバレッジ
XM(マイクロ口座) 1,000通貨 MT4:0.01ロット
MT5:0.1ロット
1円 888倍
XM(スタンダード口座) 10万通貨 0.01ロット 124円 888倍
FBS(セント口座) 1,000通貨 0.01ロット 1円 1000倍
FBS(スタンダード口座) 10万通貨 0.01ロット 37円 3000倍
Axiory 10万通貨 0.01ロット 275円 400倍
Land-FX 10万通貨 0.01ロット 220円 500倍
iForex 10万通貨 0.01ロット 275円 400倍
Titan FX 10万通貨 0.01ロット 220円 500倍
Traders Trust 10万通貨 0.01ロット 220円 500倍

Traders Trustの最低必要証拠金は220円ですが、ロットとレバレッジを使って求めています。

レート×ロット÷レバレッジ=最低必要証拠金
【110円×10万通貨÷500倍】

XMのマイクロ口座やFBSのセント口座なら1ロットが1,000通貨なので最低必要証拠金はたった1円でいいのです。

ただ海外FX業者の中には最低入金額を設定しているところも多いので、1円の証拠金があればよくても入金は500円しなければいけない ということもあります。

pips(ピプス)ってなに?

pipsって何?

海外FXのpips(ピプス)とは、 Percentage In Pointの略で値幅の単位のことです。

例えば日本円だと0.01円は1銭(1pips)となりますが、その他の通貨を銭で表すとなると難しくなってしまいます。

色々な通貨の取り扱いがある海外FXでは、損益を一目見て分かるようにする意味もこめてpipsという単位を使用しています。

米ドルでは1pips=0.0001ドル=0.01セントとなります。

1pipsの単位の大きさは通貨ペアの中に日本円が含まれているか、含まれていないかで見分けます。

    ★円が含まれている
    1pips=1銭=0.01円:小数点2桁目

    ★円が含まれていない
    1pip=0.01セント=0.0001ドル:小数点4桁目

では例として10万通貨で取引をしていて50pips勝った時に出る利益を考えてみましょう。

50pips=50銭=0.5円なので1通貨0.5円の利益が出ていることになります。

でも今回は10万通貨で取引をしているので×10万をして0.5×10万通貨で利益は50,000円です。

1万通貨の取引の場合は1円(100pips)勝てば1万円の利益になります。

pipsのポイント

  • pipsとは値動きの最小の単位・通貨の1%のこと
  • 1pipsは通貨によりちがう
  • 投資効率をよくするには少ない証拠金で多くのpipsを稼ぐこと

1ロットの変動で発生する損益は?

海外FXで為替レートが1ロット変動した時に発生するロットごとの損益です。

1pips変動 10pips変動 100pips変動
1ロット 100円 1,000円 10,000円
10ロット 1,000円 10,000円 100,000円
100ロット 10,000円 100,000円 100万円

ロット数が多ければ多いほど、損益も大きくなるということになります。

例★ドル/円を110.05円で1万通貨購入

  • ①110.06円になった +100円
  • ②111.05円になった +10,000円

ドル/円なのでこの場合は小数点2桁目になります。

海外FX初心者向けのロット数は?

初心者は最初から最大ロット数で取引をするのではなく、損をしないためにもまずは練習をするべきです。

初心者向けのロット数:1,000通貨

XMのマイクロ口座やFBSのセント口座のような1ロット=1,000通貨から取引を始めます。

XMの場合は最小取引単位が10通貨なので証拠金が【500円~1,000円】あれば取引が可能、もし損失が出たとしても大きなダメージにはならないので練習にはちょうどいいです。

10通貨1ロットで例えば為替相場が1pips動いたとしても動くお金は0.1円、10pipsでも1円、100pipsでも10円だからです。

初心者には少額取引がおすすめですが、 1回の取引で得ることができる利益が1ロット200円~1,000円とすごく少ないので最初の何回かにしておくことをおすすめします。

あまり利益が出ない取引を続けていると結果が出せていないような気になるため、モチベーション低下の原因になることがあるからです。

資金に合わせたロット数の目安は?

ロット数の適正数値は断言することはできませんが、だいたいの目安はあります。

自分の資産が100万円あるとして資金の10%を1回の取引に使うとすると、もし損失が出て場合10万円も失ってしまう計算になります。

どこまでの損失をセーフとするかは個人によるので、ロット数の目安も人によるというのが正解ですが基本的に資金の2~3%までが目安かなと個人的には考えています。

さきほどの例で考えてみると

100万円の資産の2%のロット数で取引して損失が出た→2万円

大きな損失ではありませんよね。まだ98万円残っているので取引で取り返すことができる損失額です。

資金の10%のロット数を目安にして1回に10万円も失っていたら、すぐに資金が底をついてしまいますよ!

目安としては資金の2~3%のロット数がおすすめです。

枚は国内FXの取引単位

海外FXではロットを用いて取引単位を表しますが、国内FXでは枚を使います。

1枚=10,000通貨は1ロット=10,000通貨とまったく同じ意味です。

海外FXと同じように取引口座によっては枚の通貨単位が異なることもありますが、基本は1枚10,000通貨のFX業者がほとんどです。

    海外FXと国内FXの取引単位のちがい
    ◇海外FX 1ロット=100,000通貨
    ◇国内FX 1枚=10,000通貨
    国内FXの1枚は海外FXの0.1ロット(10,000通貨)
    国内FXの10枚は海外FXの1ロット(100,000通貨)

業者によっては初心者が取引しやすいように、最小で米ドルの1枚=100通貨で取引可能にしているところもあるようです。

人気No.1のXMで今までのロットについての知識を復習

xmのロット数で復習

海外FXでは欠かせないロットに関する知識をご紹介しましたが、まだイマイチよく分からないという人のために人気No.1業者であるXMの口座を使って例を挙げて解説します。

XMの口座の基本情報

口座名 1ロットの通貨量
スタンダード口座 1ロット:100,000通貨
ゼロ口座 1ロット:100,000通貨
マイクロ口座 1ロット:1,000通貨

100,000通貨=スタンダード口座1ロット=マイクロ口座100ロット
1,000通貨=マイクロ口座1ロット=スタンダード口座0.01ロット

海外FXの初心者やXMを初めて使う人は1ロット=1,000通貨で最小取引通貨量が0.01ロット(10通貨)のマイクロ口座がおすすめです。

反対に海外FXに慣れている人は1ロットあたり100,000通貨でも0.01ロットからの取引が可能なスタンダード口座が、スプレッド重視で資産に余裕がある人はロットはスタンダード口座と同じでも最低入金額が10,000円のゼロ口座がおすすめです。

XMの取引可能ロット数

XMではスタンダード口座で50ロットの取引が可能です。

1ロット=10万通貨×50ロット=500万通貨

最大の500万通貨で買いポジションを保有している時に1円値上がりをしただけでも、500万円の利益が出る計算になります。

たった5pipsの値上がりだった場合ですら25万円の利益です。

1ロットあたり証拠金はいくら必要?

まずスタンダード口座の場合です。ドル/円が110円として計算をすると、

1ロット10万通貨なので110円×10万通貨=1,100万円の証拠金が必要になりますが、海外FXにはレバレッジがあります。

XMのレバレッジは最大888倍なので、
1,100万円÷888倍=1,238万円

1ロットの取引に必要な証拠金はおよそ12,000円になります。

マイクロ口座はまた少しちがいます。今回も1ドル110円として計算をすると、

1ロット1,000通貨なので110円×1,000通貨=110,000円の証拠金が必要になりますが、同様にレバレッジがあります。

    110,000円÷888倍=123.87円

1ロットの取引に必要な証拠金はおよそ124円になります。

ただ注意しなければいけないのは、証拠金は124円でよくてもXMの最低入金額が500円からなので取引をするためには500円入金しなければいけません。

最大ロット数で取引をする時の必要証拠金

小さなロット数で取引を行うのはリスクが少なく練習には最適です。

ただ、海外FXで大きな利益を出したいと思っているなら、最大ロット数で取引をするのが効率がいいです。

    【スタンダード口座】
    1ロット=10万通貨の最大50ロット=500万通貨
    ドル/円の購入価格:5億5千万
    レバレッジ888倍で68.75万円で購入可能

    【マイクロ口座】
    1ロット=1,000通貨の最大100ロット=10万通貨
    ドル/円の購入価格:1億1千万
    レバレッジ888倍で約12,000円で購入可能

マイクロ口座で10万通貨の運用をしているだけでも、1ヵ月に1万円の利益をだすことはできます。

海外FXのロットについてのまとめ

海外FXの取引単位であるロットについて詳しくご紹介しました。

・海外FXでは基本的に1ロット=10万通貨である
・最大ロット数、最小ロット数はFX業者によってちがう
・pipsの見方はクロス円は小数点第2位、その他の通貨ペアは小数点4位
・ロット数が大きければ大きいほど損益も大きくなる
・国内FXではロットではなく枚という

実際は自動売買ツールを使い取引ができるため、細かい知識は必要ないかもしれませんがロットについては覚えておくべきだと個人的には思います。