2019年海外FXのスプレッド比較!スペック順にランキングも紹介

2019年9月17日

海外FXスプレッドランキング
海外FXでは国内FXと比べてもハイレバレッジで大きなポジションを保有した取引が多く、スプレッドによっては手数料がかなり高くなるケースもあります。

だからこそスプレッドにこだわった取引をするのは確かに重要ですが、視野が狭くなるとその他の部分でミスをして失敗する可能性があります。

約定のスピードやレバレッジなどのスペックから、日本語サポートやライセンス登録まですべてのポイントを比較して本当におすすめできる2019年のスプレッドランキングも作成してみました。

スプレッドとは?

海外FXスプレッドランキング
スプレッドとは買値(BIT)と売値(ASK)の価格の差のことです。トレーダーが取引の時にFX業者にスワップとして払う手数料になります。

よくFXで耳にするスプレッドが狭いとは手数料が安い、スプレッドが広いとは手数料が高いことを意味しています。

スプレッドの単位は銭やpipsが使われていますが、呼び方にはっきりと決まりがあるのではなく取引をする通貨によって変えるのが一般的です。

銭:外貨と日本の取引であるクロス円米ドル/円・ユーロ/円・豪ドル/円・NZドル/円など
pips:日本円を含まない通貨ペアユーロ/ドル・ユーロ/ポンド・NZドル/フランなど

例えば、買値113.430と売値113.427のスプレッドは0.3になります。

この0.3がいくらになるのかは取引をする通貨の単位によって変わるので、予め決まっている訳ではありません。

取引通貨の単位 0.3円の価値
1万通貨 30円
1000通貨 3円
100通貨 0.3円
1通貨 0.003円

クロス円の時は「スプレッド×通貨単位」で手数料を求めることができます。

海外FXでは一般的に時間や市場の動向によって変化する変動スプレッドが採用されていますが、稀に固定スプレッドを採用している会社もあります。

  • 変動スプレッド:スプレッドは絶えず変化しているが一定の幅で動いている
  • 固定スプレッド:スプレッドは常に一定で動かない

ただ固定スプレッドでも経済指標が発表された直後や、要人の発言によっては急に大きくスプレッドが開くことがあります。

変動と固定のスプレッドを比べる時

  • 変動スプレッドの平均値
  • 固定スプレッドの幅

平均値や幅をよく見て比較するのがトレードを有利にするためのポイントです!

海外FXでは口座によっては別途取引手数料がかかる

海外FXでは基本的に2つの口座が用意されています。

  • STP口座(スタンダード口座)
    スプレッドに手数料が含まれているので取引手数料が無料
  • ECN口座(ゼロ口座)
    スプレッドごとに取引手数料がかかる

STP口座のスプレッド

ドル円 ユーロドル ポンドドル ユーロ円 ポンド円
1.2~ 1.2~ 2.5~ 1.5~ 2.1~

STP口座はスプレッドは広めになっています。

ECN口座のスプレッド

ドル円 ユーロドル ポンドドル ユーロ円 ポンド円
0.0~ 0.0~ 0.0~ 0.0~ 0.7~

反対にECN口座はゼロ口座という名前の通りスプレッドは最狭です。

スプレッドの幅を重要視するか、コストを重要視するかで選ぶ口座も変わってきますよね。
取引手数料は海外FX業者によってちがいますが、平均的に見ると約1~2pipの価格になっています。

取引の例をもとにスプレッドの計算方法をご紹介します。

    スプレッド0.3銭・ドル円を1万通貨のトレード
    10,000×0.3=30(手数料30円)

日本円が組み合わせられたペア以外のユーロドルなどでも計算の方法は同じです。
ただ米ドルのレートによってその時その時で取引手数料も変わってくるので注意が必要です。

    1ドル110円の場合、110×0.0001=0.011で1pipが求められます。
    1万通貨のトレードなら10,000×0.011=110(手数料110円)

取引手数料に関しては海外FX業者の専用ツールやネット上にある無料ツールが使えるので、わざわざ自分で手計算する必要はありません。

海外FXのスプレッドの参考値の比較

FX業者名 ユーロ/米ドル ポンド/米ドル 米ドル/円 ポンド/円 米ドル/カナダドル ユーロ/豪ドル ユーロ/円 ユーロ/ポンド
xm 1.7 2.3 1.8 2.1 2.1 2.0 2.6 1.8
Titan FX 0.8 1.2 1.2 2.2 1.6 2.4 1.6 1.2
Axiory 1.6 1.9 1.5 3.0 1.9 3.3 2.3 1.6
LAND-FX 0.8 1.2 0.8 1.8 1.6 2.2 1.5 1.6
GAMFOREX 0.0 0.8 0.0 1.0 0.3 1.5 0.5 0.3
iFOREX 1.8 3.0 1.8 5.0 4.0 9.0 1.8 3.0
FBS 0.9 0.8 1.5 2.5 2.0
BigBoss 1.6 1.9 1.4 2.3 2.4 3.1 2.4 2.1
Tradeview 0.3 0.3 0.2 0.7 0.5 0.8 0.5 0.5
HotForex 0.7 1.0 0.8 2.0 1.4
is6com 1.9 3.1 2.0 3.9 2.7 3.4 3.7 2.0
FxPro 1.4 1.8 1.4 3.0 1.9 3.2 1.9 1.2
IFC Markets 1.8 2.0 1.8 5.5 3.0 4.0 2.5 1.8
FXDD 0.5 1.0 1.0 1.0 1.0 1.5 2.7 1.0
Traders Trust 1.2 1.6 0.7 1.5 3.0 3.5 1.1 2.5
ThinkForex 0.8 1.2 1.0 1.1 1.2 1.8 1.1 1.3
MyfxMarkets 1.2 1.7 1.1 2.2 1.7 2.1 1.5 1.6
LMAXExchange 0.2 0.4 0.2 0.7 0.4 0.4 0.3 0.6
MGKGLOBAL 0.2 0.4 1.0 0.7 1.4 2.0 0.4 1.2
InstaForex 3.0 3.0 3.0 7.0 3.0 7.0 3.0 3.0
FXOpen 0.4 0.9 0.5 1.3 0.8 0.9 0.6 0.8
FXPrimus 1.5 2.1 2.0 3.3 2.4 2.5 2.1 2.0
MiltonMarkets 1.2 1.4 1.2 2.1 1.1 1.5
GCIFinancial 1.0 3.0 2.0 5.0 3.0 5.0 3.0 3.0
FinFX 1.6 1.9 1.5 2.4 2.0 2.0 1.7 1.9
eToro 3.0 4.0 2.0 6.0 3.0 7.0 4.0 4.0
DirectFX 1.8 2.3 1.8 3.0 2.4 3.1 2.4 2.1
AxiTrader 1.5 1.2 1.0 1.7 1.6 1.7 1.5 1.5
Turnkey Forex 0.5 0.5 0.6 1.9 0.9 1.9 1.0 1.0
OANDA 1.3 1.9 1.6 3.0 1.4 3.2 2.3 1.8
FXCC 2.0 2.7 2.0 3.6 2.3 3.3 2.8 2.5
AAAFx 0.1 0.6 0.5 1.5 0.4 1.5 0.8 0.6
FXCM 1.2 1.4 1.2 1.2 2.0 1.0 1.8 2.1
AvaTrade 3.0 4.0 3.0 7.0 4.0 8.0 4.0 3.0

海外FXのスプレッドは常に変動しているので参考値として考えてください。
さらにFX業者によっては早朝や窓開け、常陽指標発表時などにスプレッドの開き方が異なります。

2019年におすすめできる海外FXスプレッドランキング

ではスプレッドを紹介した海外FX業者の中から、チェック項目をクリアしているスペックが高い業者をランキングにしてみました。

チェック項目

  • 約定スピードや約定力が優れている
  • 最大レバレッジは300倍以上
  • ロスカット率が50%以下に設定されている
  • 初回の最低入金額が50,000円以下で少額
  • 日本人サポートや出金システム完備
  • ライセンス登録ありで運営実績も長い

しっかりチェック項目がクリアできた海外FX業者をスプレッドの平均値の順番にランキングにしています。

1位【XM】

XM
複雑なスプレッドの動きがなく最も安定しているのがXMです。もちろん早朝や窓空けなどの時は、スプレッドが拡大しますが時間帯的に予想が簡単なので1位になりました。
XMのスタンダード口座・マイクロ口座は最小取引量に違いがあるものの、スプレッドは同じです。ゼロ口座はECN口座になりスプレッドに手数料が含まれていないためスプレッドは狭くなりますが、取引ごとに手数料が発生します。

通貨ペア スタンダード・マイクロ口座 ゼロ口座
米ドル/円 1.6 1.1
ユーロ/円 2.6 1.6
ポンド/円 3.5 2.1
豪ドル/円 3.0 1.8
ユーロ/米ドル 1.6 1.1
ポンド/米ドル 2.3 1.4

XMではスプレッドは狭くコストが低くなるのがゼロ口座ですが、口座入金100%ボーナスとロイヤリティプログラムがゼロ口座では対象外になります。

2位【AXIORY】

AXIORY

基本はXMと同じでボーナスはあまりないですが、初心者からプロトレーダーまで幅広く利用されているのがAXIORYです。
STP方式のスタンダード口座とECN方式で最狭のスプレッドを実現させたナノスプレッド口座があります。2つの口座のコストを比べてみます。

通貨ペア スタンダード口座 ナノスプレッド口座
米ドル/円 1.3 1.1
ユーロ/円 1.9 1.2
ポンド/円 2.0 1.7
豪ドル/円 1.7 1.3
ユーロ/米ドル 1.3 0.8
ポンド/米ドル 1.2 1.0

往復取引手数料は0.6pips(6ドル/10万通貨)です。コストだけを考えるとナノスプレッド口座に軍配が上がりますが、STP方式なのかECN方式なのかで仕組みがまったく変わってくるので、自分のトレードスタイルに合う方を選ぶことがポイントです。

3位【GEMFOREX】

GEMFOREX
GEMFOREXのノースプレッド口座は名前の通りスプレッドの狭さは最狭です!ドル円やユーロ円は、国内FXと変わらない水準のスプレッドで取引をすることができますよ。
ただ初回の最低入金額が30万と大きいので、ある程度の投資資金を持っていないと利用できません。

通貨ペア オールインワン口座 ノースプレッド口座
米ドル/円 1.2 0.0
ユーロ/円 1.4 0.5
ポンド/円 1.9 1.0
豪ドル/円 1.6 0.6
ユーロ/米ドル 1.2 0.3
ポンド/米ドル 1.5 0.8

オールインワン口座は裁量・EA・ミラートレードなどに制限はなく、ノースプレッド口座は裁量トレード専用口座になっています。ボーナスもノースプレッド口座は対象外になるので注意が必要です。

4位【Tradeview】

Tradeview

本来はプロトレーダーや法人を対象としてサービスが開始されたTradeviewですが、現在は手数料の安さやスプレッドの狭さで話題になっています。ILC口座とスタンダード口座がありますが、初回入金額に差があるので初心者でILC口座を持とうとするのは難しいかもしれません。

通貨ペア オールインワン口座 ノースプレッド口座
米ドル/円 1.8 0.6
ユーロ/円 1.9 1.4
ポンド/円 2.3 1.0
豪ドル/円 2.6 1.0
ユーロ/米ドル 1.7 0.7
ポンド/米ドル 2.0 1.0

往復取引手数料は0.5pips(5ドル/10万通貨)です。上記の表のように海外FX業者の中でも取引コストがかなり安い業者で、コスト削減を重視している人にはおすすめです。
ただILC口座はレバレッジが最大200倍と低く、スタンダード口座は500倍までになっています。

5位【FBS】

FBS

6種類もの口座があるFBSですが、利用者が多いのはスタンダード口座とECN口座です。FBSは海外FX業界の中で1番のハイレバレッジを誇り、スタンダード口座で3000倍と桁ちがいです。
スタンダード口座は初回入金額が1万円程度で最大レバレッジ3000倍、ECN口座は初回入金額が11万程度からで最大レバレッジは500倍です。

通貨ペア オールインワン口座 ノースプレッド口座
米ドル/円 2.0 1.5
ユーロ/円 3.0 1.7
ポンド/円 4.0 2.3
豪ドル/円 3.0 1.7
ユーロ/米ドル 1.1 1.2
ポンド/米ドル 0.9 1.7

スプレッドを比べてみるとユーロドル・ポンドドルはスタンダード口座の方がコストが低いことが分かります。他の4種類の口座のスプレッドやレバレッジ・ボーナスなども見比べてみて決めるのもひとつの方法です。

スプレッドをとるか?ボーナスをとるか?

海外FXでは基本的にスプレッドで利用する業者を選ぶならボーナスは諦めることになります。海外FX業者の特徴として、

  • スプレッドを削り顧客に還元しているのでボーナスがないまたはほぼない
  • 豊富なボーナスで顧客に還元しているのでスプレッドは普通~広い

のどちらかになるんです。 両方いいとこどりの海外FX業者は2019年現在では存在しません。

最初はボーナスが豊富な業者で特訓をして、資産が増えて勝負ができるという状態になったらボーナスがほぼないスプレッド重視に切り替えるのも1つの方法です。
タイミングがよければ乗り換えするということ自体にキャンペーンでボーナスがつくこともあります。

スプレッドの平均が時間帯によって動く変動スプレッド

できるだけ狭いスプレッドを選びたいという人は変動スプレッドを迷わず選択しますよね。

スプレッドは常に変動していますが、基本的に海外FXの取引量に応じて狭くなったり広くなったりを繰り返しています。
外国為替市場は日付変更順に見ていくと、

① ウェリントン
② シドニー
③ 東京
④ シンガポール
⑤ ロンドン
⑥ ニューヨーク

という順番で開いていくので24時間どこかの市場が開いていることになります。
でもその中でも時間帯によっては取引が多い時間帯・少ない時間帯があるのでスプレッドに影響しているのです。


大きな影響を及ぼしているのは【ニューヨーク市場とロンドン市場】の2つで、全体の取引量の半分以上を占めています。

ニューヨーク市場とロンドン市場の両方が開いている時間帯は、トレーダーが最も集まる時間帯で取引量も最も多くなりスプレッドが最狭になるということです。
日本の時間で言うと【22時~2時】なので夜~深夜にかけての時間帯ですね。

世界各国の市場取引時間
世界各国の市場取引時間

日本時間【21時~2時】まではニューヨーク市場とロンドン市場が開いているので、スプレッドが最狭になりゴールデンタイムと呼ばれています。
反対に取引量が少ない朝~お昼はスプレッド幅が2~3pipまで広がることもあります。

海外FXのスプレッドについてのまとめ

海外FXのスプレッドについてまとめてみましたが、ポイントとしては

  • ボーナスがたっぷりで魅力的な時はスプレッド幅は広い
  • ボーナスはほぼなく特典はないけどスプレッドは最狭

ということです。どちらも両方兼ね備えているということはまずありえません。

また選んだ口座によっては取引手数料をトレードごとに支払わなければいけないこともあるので、何を重視したスタイルで海外FXをするのかを明確にしておいた方が失敗せずに済みますよ。

スプレッドの幅・コスト・ボーナス・レバレッジ・ライセンスなど自分が何を1番に考えているのかをもう一度よく見直して、利用する海外FX業者や開設する口座の種類を決めることをおすすめします。