本記事では、『スキャルピング』にフォーカスした情報をまとめています。
- スキャルピングで稼げるおすすめ業者は?
- スキャルピングで稼げる業者の条件とは?
- スキャルピングで稼ぐコツとは?
上記の内容を詳しく知りたいという方は、本記事を読むことでスキャルピングに最適な海外FX業者を見つけることができます。
既にスキャルピングをしているけど、なかなか良い結果がでないという方も、本記事を読むことで改善される可能性があります。
ぜひ参考にしてください。
スキャルピングで稼げる海外FXの条件
スキャルピングで稼げる業者の条件は、下記のとおりです。
- スキャルピングを認めている
- スプレッドが狭い&安定している
- 約定力が高い(注文が通りやすい)
- 最大レバレッジが高いこと
- MT5やcTraderに対応している
- 取引方式がNDD方式
この条件に当てはまっている業者を選ぶことで、利益を最大化することができます。
それでは詳しく解説していきます。
FX業者がスキャルピングを認めている
大前提として、FX業者がスキャルピングを認めていることが大事です。
海外FXでは基本的に、スキャルピングOKの業者が多いのでそこまで気にする必要はありません。
しかし中にはスキャルピング禁止の業者もあるので注意してください。
もし、スキャルピング禁止の業者でやってしまった場合、規約違反となって口座凍結や利益が出ても出金停止といった措置が取られてしまいます。
ルール・規約を守って取引するためにも、必ずスキャルピングOKかを確認するようにしましょう。
スキャルピングを禁止している海外FX業者はこの記事の後半でご紹介します。
スプレッドが狭い&安定している
スキャルピングでは特にスプレッドが狭いことが重要です。
スプレッドは取引コストなので、取引回数が多くなるほど手数料という形でコストが掛かります。
そのコストを抑えるためにもスプレッドが狭くて安定している業者を選びましょう。
また、スプレッドが狭いECN口座なども検討しましょう。
ECN口座はスプレッドとは別に『取引手数料』が必要な業者が多いです。
しかしスタンダード口座よりもECN口座の方が低コストなので、スキャルピングをメインに取引する方はECN口座の方がおすすめできます。
約定力が高い(注文が通りやすい)
短期勝負になるので、「いま、この瞬間に決済したい」という状況が多くなります。
そこで大事なのが、約定力の高さです。
約定力が弱いと、決済注文が滑ったり、遅れることで利益や損失が増減します。
できるだけ約定力の高い業者を選びましょう。
ただし、約定力が高くても他のスペックが低いという場合もあるので、総合的な判断をしてください。
最大レバレッジが高いこと
最大レバレッジが高いことで、取引に必要な証拠金(必要証拠金)が少なくなります。
スキャルピングはpips数を稼ぐことが難しいので、どうしても取引数量(ロット)を上げます。このとき、ロットを上げても最大レバレッジが高いことで、余剰証拠金をより確保できます。
それによって、証拠金維持率が高くなり安全なトレードをしやすくなります。
もっと簡単にまとめると、こうなります。
- 最大レバレッジが高い=必要証拠金が下がる
- 必要証拠金が下がる=余剰証拠金が増える
- 余剰証拠金が増える=証拠金維持率が高くなる
「レバレッジが高いと危ない」と言われることがありますが、むしろその逆でメリットしかありません。
大事なのは、取引数量(ロット)を無理に増やさない資金管理です。

MT5やcTraderに対応している
取引プラットフォームもスキャルピングをする上で重要なポイントです。
MT5やcTraderは、板情報が見られたり同時注文を行うことが出来るのに対して、MT4はできないため裁量トレードにはやや不向きな面があります。
cTraderはまだそこまで普及されていないですが、MT5に対応している海外FX業者は増えているため、口座開設する際は意識しておきましょう。
ちなみにMT4には分析ツールが非常に充実しているので、MT4とMT5を同時に活用するのもおすすめです。

cTraderとMT4・MT5の比較もしとるから参考にしてな。
取引方式がNDD方式
取引方式(取引形態)には主にNDD方式とDD方式があります。
これはNDD方式の方が安全です。
業者を選ぶ基準に『取引方式がNDD方式』であることを入れてください。
NDD方式は、トレーダーの注文が直接通るようになるので、より信頼の高い価格レートで取引することができます。
また、NDD方式はトレーダーが利益を出すと業者も利益になるという関係性です。
業者からしても、トレーダーに利益を上げてほしいという立場なので、パートナーです。
NDD方式と記載していても、実際はDD方式を採用しているのでは?という疑問のある業者も一部あると言われています。
NDD方式でなるべく安全性・信頼性の高い業者を選んでおきましょう。
ちなみに先程cTraderとMT5がおすすめとお伝えしましたが、この2つはNDD方式、さらに言うとNDDのなかでも約定力の高いECN方式に特化して作られたツールなので、可能であればNDD方式のECN方式の口座を選択しましょう。

NDD方式とDD方式ってなんでしたっけ…

DD方式やらNDD方式がよう分からんちゅうときは、下の記事を読んどきや。

スキャルピングで稼げる海外FX業者ランキング
iFOREX以外の海外FX業者は、基本的にスキャルピングOKです。
前半で『スキャルピングで稼げる業者の条件』を解説したとおり、スキャルピングには以下の点が大事です。
- スキャルピングを認めている
- スプレッドが狭い&安定している
- 約定力が高い(注文が通りやすい)
- 最大レバレッジが高いこと
- MT5やcTraderに対応している
- 取引方式がNDD方式
今回は上記の内容を考慮しつつ、スキャルピングにおすすめの業者ランキングをまとめました。
10位 IS6FX:スタンダード口座
口座タイプ | スタンダード口座 |
---|---|
取引形態 | DD方式? |
取引ツール | MT4 |
スキャルピング | 可能 |
取引手数料 | 無料 |
最大レバレッジ | 1,000倍 |
ロスカット水準 | 50% |
最低入金額 | 5,000円 |
ボーナス | あり |
IS6FXは、狭小スプレッドのプロ口座がありますが、新規口座開設を停止しています。
現状でスキャルピングをするなら、スタンダード口座が最適です。
最大レバレッジは1,000倍と高く、ロスカット水準は50%で平均的な低さです。
基本的には問題のない口座スペックですが、少しスプレッドの広さが目立ちます。
主要通貨ペア | 平均スプレッド (取引手数料を含む) |
---|---|
USD/JPY | 1.6pips |
EUR/USD | 1.5pips |
GBP/JPY | 3.1pips |
ポンド円は3pipsを超えているので、かなり広いです。
IS6FXは入金ボーナスが豊富なので、ボーナスを利用しつつ資金を増やしていくのが良いです。
ただ、スキャルピングがメインであればより取引コストの安い業者を利用した方がお得でしょう。

9位 LAND-FX:ECN口座
口座タイプ | ECN口座 |
---|---|
取引形態 | NDD方式(ECN) |
取引ツール | MT4 |
スキャルピング | 可能 |
取引手数料 | 往復7ドル/ロット |
最大レバレッジ | 200倍 |
ロスカット水準 | 30% |
最低入金額 | 20万円 |
ボーナス | なし |
LANDFXのECN口座は、平均的なスペックです。
ただし、最低入金額が20万円と高額なのでハードルの高い業者になっています。
取引コストは、スプレッド自体はかなり狭い方ですが、手数料が往復7ドルなので結果的に高くなっています。
主要通貨ペア | 平均スプレッド (取引手数料を含む) |
---|---|
USD/JPY | 1.0pips |
EUR/USD | 1.0pips |
GBP/JPY | 1.7pips |
現状ではスキャルピングの観点から判断すると、これといった魅力がありません。
ただし、スプレッドはさすがECN口座といったところでしょう。資金面に余裕のある方は試してみても良いかもしれません。

8位 TradersTrust:プロ口座
口座タイプ | プロ口座 |
---|---|
取引形態 | NDD方式(STP) |
取引ツール | MT4 |
スキャルピング | 可能 |
取引手数料 | 往復6ドル/ロット |
最大レバレッジ | 3000倍 |
ロスカット水準 | 20% |
最低入金額 | 2万円 |
ボーナス | あり |
TradersTrustは3つの口座タイプがありますが、スキャルピングでのおすすめはプロ口座です。
さらに良い取引環境のVIP口座がありますが、最低入金額が200万円という金額です。
現実性が低いので、今回は総合的にバランスの良いプロ口座にしています。
レバレッジは3000倍、ロスカット水準が20%と非常に高い水準のため、スキャルピング以外の手法にもおすすめしたい口座です。
主要通貨ペア | 平均スプレッド (取引手数料を含む) |
---|---|
USD/JPY | 1.6pips |
EUR/USD | 1.5pips |
GBP/JPY | 2.5pips |
またTradersTrustはボーナスキャンペーンにも力を入れており口座開設ボーナスと入金ボーナスを利用して取引する事もできるので始めやすいでしょう。

7位 BigBoss:プロスプレッド口座
口座タイプ | プロスプレッド口座 |
---|---|
取引形態 | NDD方式(ECN) |
取引ツール | MT4 |
スキャルピング | 可能 |
取引手数料 | 往復9ドル/ロット |
最大レバレッジ | 999倍 |
ロスカット水準 | 20% |
最低入金額 | 1円 |
ボーナス | あり |
BigBossのプロスプレッド口座は、ECN口座では珍しい取引ボーナス対象です。
このボーナスは取引量に応じたボーナスが配布されるもので、このボーナスがあることで、実質的に取引コストを下げる効果があります。
取引コストは、スプレッドがとても優秀ですが取引手数料が足を引っ張ってしまっている感じがします。
主要通貨ペア | 平均スプレッド (取引手数料を含む) |
---|---|
USD/JPY | 1.3pips |
EUR/USD | 1.7pips |
GBP/JPY | 1.9pips |
ただし、取引ボーナスによって還元される仕組みがあるので、この表よりは実際の取引コストは少し下がるはずです。
順位として7位になっていますが、口座スペック自体はかなり良いです。
気になる方は、ぜひ口座開設して利用してみてください。

6位 easyMarkets:VIP口座
口座タイプ | VIP口座 |
---|---|
取引形態 | DD方式? |
取引ツール | MT4・自社オリジナル |
スキャルピング | 可能 |
取引手数料 | 無料 |
最大レバレッジ | MT4 400倍/自社 200倍 |
ロスカット水準 | 30% |
最低入金額 | 100万円 |
ボーナス | なし |
easyMarketsはDD方式を採用しているFX業者ですが、運営歴20年以上の歴史がある老舗業者です。
スプレッドは原則固定となっていて、VIP口座のスプレッド幅はかなり狭いです。
スプレッド幅は、ウェブ/アプリとMT4で違うので、より狭いMT4でのスプレッドを記載しています。
主要通貨ペア | 原則固定スプレッド (取引手数料を含む) |
---|---|
USD/JPY | 1.0pips |
EUR/USD | 0.9pips |
GBP/JPY | 2.5pips |
取引手数料が無料なので、この固定スプレッドだけが取引コストで、かなり安いです。
また、easyMarketsは独自ツールで価格を停止させて注文などを約定させる『フリーズレート』という機能があります。

この機能を、上手く用いることができれば注文の際のストレスは一切なくなります。
VIP口座の大きな欠点としては、最低入金額が100万円相当という高額な点です。
別の口座タイプを試してみるのも良いかもしれません。
固定スプレッドに挑戦してみたいという方にもおすすめの業者です。

5位 Hot Forex:ZERO口座
口座タイプ | ZERO口座(ゼロスプレッド口座) |
---|---|
取引形態 | NDD方式(ECN) |
取引ツール | MT4・MT5 |
スキャルピング | 可能 |
取引手数料 | おおよそ往復8ドル/ロット |
最大レバレッジ | 500倍 |
ロスカット水準 | 20% |
最低入金額 | 2万円 |
ボーナス | なし |
HotForexは、口座スペックが普通〜高いという位置付けで、総合的にバランスの良い業者です。
ZERO口座(ゼロスプレッド)でも、最低入金額が2万円と初心者にもやさしいです。
取引コストもかなり優れています。米ドル円とユーロ米ドルのコストの安さが目立ちます。
主要通貨ペア | 平均スプレッド (取引手数料を含む) |
---|---|
USD/JPY | 1.0pips |
EUR/USD | 0.8pips |
GBP/JPY | 3.4pips |
HotForexは制限が一切ないので、取引量(ロット)の大きいトレードや自動売買も可能です。
銀行振込の出金が未対応という点は少し不便ですが、その他はバランスが良く初心者の方におすすめです。

4位 Tradeview:cTrader口座
口座タイプ | ILC口座 |
---|---|
取引形態 | NDD方式(ECN) |
取引ツール | cTarader |
スキャルピング | 可能 |
取引手数料 | 50ドル/1万ドル |
最大レバレッジ | 400倍 |
ロスカット水準 | 100% |
最低入金額 | 10万円 |
ボーナス | なし |
TradeviewのcTrader口座は、レバレッジは200倍と海外FXでは少し低めですが、資金が少なければレバレッジ申請画面で最大400倍に引き上げてもらうことができます。
またcTrader口座の他に最大レバレッジが200倍までにはなりますが、MT4とMT5が利用できるICL口座もあります。cTrader口座とスペックはかなり似ているので、MetaTraderに慣れている方はICL口座の検討もおすすめです。
またスプレッドですが、ドル円のスプレッドはわずか0.1pips、ポンド円でも0.5pipsという狭さです。
主要通貨ペア | 平均スプレッド (取引手数料を含む) |
---|---|
USD/JPY | 0.1pips + 取引数量×0.002% |
EUR/USD | 0.2pips + 取引数量×0.002% |
GBP/JPY | 0.5pips + 取引数量×0.002% |
実際に確認してみましたが、常に変化するので平均スプレッドになりますが、やはり全体的にスプレッドが狭くて優秀でした。

Tradeviwは、基本的に問題ないのですが2つだけ欠点があります。
- ロスカット水準100%と高い
- 最低入金額10万円でハードルが高い
この2点が気にならない方は、ぜひ取引コストNo. 1のTradeviewのcTrader口座を利用してください。

3位 GEMFOREX:ノースプレッド口座
口座タイプ | ノースプレッド口座 |
---|---|
取引形態 | NDD方式(ECN)? |
取引ツール | MT4(デモのみMT5あり) |
スキャルピング | 可能(注意事項あり) |
取引手数料 | 無料 |
最大レバレッジ | 1000倍 |
ロスカット水準 | 20% |
最低入金額 | 30万円 |
ボーナス | なし |
GEMFOREXのノースプレッド口座も非常に優秀です。
ノースプレッド口座でも最大レバレッジ1,000倍という高さでロスカット水準は20%。口座スペックはトップクラスです。
スキャルピングもOKです。ただし5分以内に、往復合計10ロット以上は禁止です。
大きなロットで取引したい方は、あまり合わない可能性があります。
上級者向けの口座ということもあり最低入金額が30万円というハードルの高さです。
また、GEMFOREXの魅力的なボーナスは対象外になってしまいます。
この欠点が気にならない方は、とてもおすすめの口座です。
主要通貨ペア | 平均スプレッド (取引手数料を含む) |
---|---|
USD/JPY | 0.3pips |
EUR/USD | 0.3pips |
GBP/JPY | 1.0pips |
なんと取引手数料は無料で、コストはスプレッド分だけです。だからと言って、スプレッドが広い訳ではありません。
むしろ狭くて取引コストは最安レベルです。
もし、ノースプレッド口座の最低入金額が厳しい場合は、オールインワン口座でも十分なスペックなので、そっちを使って我慢する選択もあります。

2位 XM:Zero口座
口座タイプ | Zero口座(ゼロ口座) |
---|---|
取引形態 | NDD方式(ECN) |
取引ツール | MT4・MT5 |
スキャルピング | 可能 |
取引手数料 | 往復10ドル/ロット |
最大レバレッジ | 500倍 |
ロスカット水準 | 20% |
最低入金額 | 1万円 |
ボーナス | あり |
XMはECN口座にしては始めやすい1万円から、さらに新規口座開設ボーナスが対象になります。
裁量はもちろん、自動売買・EAでの取引も可能です。スプレッドが安定して狭いので、有利なスキャルピングができます。
主要通貨ペア | 平均スプレッド (取引手数料を含む) |
---|---|
USD/JPY | 1.1pips |
EUR/USD | 1.1pips |
GBP/JPY | 1.3pips |
ポンド円の平均スプレッドが1pips以下という狭さです(手数料を含まなかった場合)。手数料は少し高いですが、スプレッドの狭さで欠点を打ち消しています!
ECN口座は最低入金額が高い傾向にありますが、XMのZero口座は10,000円から入金可能です。
また、最大レバレッジ500倍でロスカット水準20%と高スペックです。
XMの知名度・人気も高く信頼性が高いので安心して利用できます。

1位 AXIORY:ナノスプレッド口座・テラ口座
口座タイプ | ナノスプレッド口座 | テラ口座 |
---|---|---|
取引形態 | NDD方式(ECN) | NDD方式(ECN) |
取引ツール | MT4・cTrader | MT5 |
スキャルピング | 可能 | 可能 |
取引手数料 | 往復6ドル/ロット | 往復6ドル/ロット |
最大レバレッジ | 400倍 | 400倍 |
ロスカット水準 | 20% | 20% |
初回最低入金額 | 2万円 | 2万円 |
ボーナス | NDD方式(ECN) | あり |
AXIORYは取引コストが安い上に、最大取引量(ロット)が1口座で1,000ロットも取引できる点が魅力です。
上級者のような大口のトレーダーの使用にもおすすめです。
最大レバレッジは400倍と少し低いですが、ロスカット水準20%や手数料の安さなど、スキャルピングに最適です。
主要通貨ペア | 平均スプレッド (取引手数料を含む) |
---|---|
USD/JPY | 0.9pips |
EUR/USD | 0.8pips |
GBP/JPY | 1.6pips |
このように、主要通貨ペアのスプレッドが狭いだけでなく、取引手数料も片道3ドルと圧倒的な安さです。
ゼロカットシステム採用で、取引数量を気にすることなく大きな勝負したい方はぜひAXIORYを利用してください。


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スキャルピングで稼ぐコツ
スキャルピングは、短期勝負になるのでデイトレードやスイングトレードとは違った戦い方になります。
そのため、スキャルピングが合うタイプの方、合わないタイプに大きく別れやすい取引スタイルでもあります。
今回はスキャルピングをやる上で重要なポイントをまとめています。
スキャルピングで稼ぐコツは、以下のとおり。
- メジャーな通貨ペアに絞る
- ブレイクを狙った短期の順張り
- 短期足で移動平均線との乖離が大きいとき
- 違うと思ったら即損切りする
- 全体的な方向感を把握しておく
上記の内容を意識しつつ、取引することで利益を出しやすくなります。
それでは詳しく解説していきます。
メジャーな通貨ペアに絞る
まず基本として、メジャーな通貨ペアに絞ることが重要です。
通貨ペアを絞ることはデイトレード・スイングトレードでも同様ですが、特にスキャルピングをする際は気をつけておくべき点です。
理由は、マイナーな通貨ペアは流動性が低いからです。
流動性が低いということは簡単に言うと、値動きが不安定になりやすく、突然大きな窓開けをする可能性があるからです。
窓開けが起こった場合、たとえストップロスなどを設定していても、上手く損切りが実行されずに大損失になってしまうというリスクがあります。
その他にも、マイナーな通貨ペアはスプレッドが広い傾向にあります。
これらのリスクを極力抑えるためにも、取引する通貨ペアは必ずメジャーなものを選びましょう。
メジャーな通貨ペアとマイナーな通貨ペアを挙げておきます。
メジャーな通貨ペア | マイナーな通貨ペア |
EUR/USD , USD/JPY GBP/USD , GBP/JPY EUR/JPY , USD/CAD AUD/USDなど | USD/TRY USD/MXN USD/SGD など |
メキシコペソ、トルコリラ、シンガポールドルなどの通貨に注意が必要です。
ブレイクを狙った短期の順張り
スキャルピングをやるなら、ブレイクを狙った短期足の順張りもおすすめです。
- 上位足で意識されている水平線がある
- トレンドラインがブレイクしそう
- 三角保ち合いがブレイクしそう
このようなチャートを形成しているときは、必ずブレイクを狙った動きが起きます。
その動きが結果的に失敗してヒゲになって、ダマシになる場合もありますが。
難しいと感じたら、初心者でも分かりやすい水平線でもOKです。
水平線の上下には、指値注文や損切り注文がたくさん集まりやすいです。
ブレイクすれば、損切りをするトレーダーが必ずいるので、大きな値動きになることが多いです。
損切りは反対注文になるので、ブレイクした方向により大きく動く材料になります。
その特性を利用します。
下の画像は、実際の5分足チャートです。黄色の線は1時間足で、何度も意識されている価格でした。

見てわかるように、ブレイクした後に下降が続いています。
このチャートでは30〜40pipsの値幅でしたが、もっと一方的な値動きをすることがあります。
このブレイクに乗れたら、大きな利益になります。
ただし、ブレイクできずに戻される場合も当然あります。
含み損になりそうな場合は、すぐに決済しましょう。
移動平均線が乖離して(離れて)いるとき
スキャルピングで使われる時間足は1分足か5分足が多いと思います。
5分足で移動平均線との距離が離れた(乖離が大きい)ときは、価格が移動平均線まで戻されやすい特徴を利用します。
これは利益が2〜3pips程度しか取れないこともあるので、スプレッド分を考えて、利益が取れそうにない場合はトレードしない方が安全です。
また、テクニカル分析で人気のあるボリンジャーバンド(BB)を利用することで、よりエントリーポイントが分かりやすくなります。

見えにくいですが、ボリンジャーバンド(BB)で反発していることが分かると思います。
違うと思ったら即損切りする
スキャルピングは、小さな利益をコツコツと積み重ねる取引スタイルです。
そのため、損失を抱えている場合はすぐに損切りが大事になってきます。
なぜなら5回トレードして積み重ねた利益を、たった1回の損失で失ってしまう可能性が十分あるからです。
損切りが苦手な方も多いのが現実ですが、思い切って損切りした方が結果的に良かったということは少なくありません。
すぐに損切りをして、次のトレードでまた利益を積み重ねていくというスタイルに慣れる必要があります。
全体的な方向感を把握しておく
いくら短期勝負と言っても、1時間足や4時間足などの上位チャートも確認するようにしましょう。
特に、1時間足や4時間足のローソク足が確定するときは、注意が必要です。
デイトレーダーやスイングトレーダーは1時間足・4時間足を見ているので、どこでローソク足が確定するか注目します。
例えば、大きなヒゲとなって確定するのか、大陽線や大陰線として確定するのかによって、その後の値動きに大きな影響を与えます。
トレードの基本は、上位足の流れに乗る順張りトレードをすることです。
上位足で大きな流れが上昇しているときは、5分足などの下位足でも上昇していきます。
このように、流れに乗る順張りをすることで損失リスクを大きく抑えることができます。
スキャルピング禁止の海外FX業者
iFOREXは、スキャルピングが禁止されています。
そのため、スキャルピングをメインで取引したい方はiFOREXは使用できません。
デイトレード・スイングトレードをしている方の場合は、口座スペックが高いので検討してみるのを良いかもしれません。
また、業者によってスキャルピングの定義が違うことがあります。
念の為、iFOREXで定義されているスキャルピングについてまとめておきます。
iFOREXでの取引は1日10回以内
iFOREXでは公式に、『1日に10〜数百に及ぶ取引』をスキャルピングの定義としています。
つまりiFOREXで取引する場合は、1日10回以内になります。
スイングトレードであれば関係ありませんが、人によってはデイトレードでも少ないと感じるかもしれません。
逆に言えば、10回以内のトレードはOKという感じなので、1日あたり10回までのスキャルピングは大丈夫という可能性があります。
もしiFOREXを使用する方は、とにかく取引回数に注意しておきましょう。
これを破ってしまうと規約違反などになってしまうので、絶対に守りましょう。
スキャルピングは基本的に、ECN口座の方が強いです。
ランキングにある業者の口座開設をされる方は口座タイプを必ず確認して、間違うことがないように注意してください。
まとめ
本記事は、前半で『スキャルピングで稼げる業者の条件』を解説して、『スキャルピングにおすすめの業者ランキング』をまとめました。
スキャルピングには
- AXIORY:ナノスプレッド口座
- XM:ゼロ口座
- GEMFOREX:ノースプレッド口座
などがおすすめです。
少しでも有利な取引環境の業者を選ぶことで、トレード結果もより良くなりやすいです。
普段からスキャルピングをメインに取引する方、これからスキャルピングに挑戦しようと思っている方は、ぜひ参考にしてください。
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