TitanFX(タイタンFX)は2014年にできたまだ新しい会社ですが、海外FXの中でもスプレッド幅が狭いことで人気のある海外FX会社の一つです。
そんなTitanFXの最大レバレッジや、レバレッジの適用ルールや変更方法についてまとめました。
TitanFX(タイタンFX)の銘柄ごとのレバレッジ
TitanFXでは、約60種類の通貨ペアとCFD銘柄の取引が行なえます。
口座タイプは、Zeroスタンダード口座とZeroブレード口座を開設できますが、どちらの口座も最大レバレッジは500倍になります。
通貨ペアの最大レバレッジは500倍
TitanFXの最大レバレッジは500倍です。日本のFX会社と比較すると20倍もの差があります。(国内FXは最大25倍まで)
海外FX会社の中には1000倍近いレバレッジの会社もありますが、500倍程度レバレッジがあればトレードするには十分と言えます。また、TitanFXではロスカット水準が20%でゼロカットシステムも採用しているので安心してトレードすることが出来ます。
CFD銘柄の最大レバレッジも500倍
TitanFXではFX通貨ペアのほかに株式・株価指数・エネルギー・貴金属と4種類のCFD商品を取り扱っており、株式以外の最大レバレッジはFX通貨ペア同様500倍まで可能です。
レバレッジ | |
---|---|
米国株式(100種類) | 固定20倍 |
株価指数(21種類) | 最大500倍 |
エネルギー(4種類) | 最大500倍 |
貴金属(11種類) | 最大500倍 |
CFD銘柄の最大レバレッジは10~200倍程度が多く、最大500倍のレバレッジで取引できるのはTitanFXの魅力であり、トレーダーがTitanFXを選ぶ要因にもなっています。

CFD銘柄は業者によってかなり規制しとるところもあるんや。
TitanFXの日経225のレバレッジを他社と比較
例えば、CFD銘柄のなかでも特段人気のある日経225の最大レバレッジと平均スプレッドを比較してみましょう。
レバレッジ | 平均スプレッド | |
---|---|---|
TitanFX | 500倍 | 9pips |
XM | 200倍 | 12pips |
LAND-FX | 200倍 | 22pips |
GemForex | 200倍 | 27pips |
HotForex | 20倍 | 10pips |
iFOREX | 200倍 | 14pips |
AXIORY | 100倍 | 9pips |
FXGT | 100倍 | 12pips |
Exness | 100倍 | 12.2pips |
FX通貨ペアはXMで888倍、GEMFOREXでは1000倍の取引が可能ですが、日経225では最大レバレッジが200倍にまで規制されています。一方、TitanFXでは500倍まで取引できなおかつ狭いスプレッドを実現しているので、非常に優位に取引できるでしょう。
ただし米国株式のみは最大20倍までなのでご注意ください。
TitanFXの最大レバレッジ・制限を他業者と比較
TitanFXと人気の海外FX業者のレバレッジ制限を一覧にまとめてみました。
TitanFXと他の海外FX会社の最大レバレッジとレバレッジ制限を比較してみると、最大レバレッジが1000倍近いFX会社でも口座残高が200万を超えると500倍程度まで引き下げられています。
TitanFXは証拠金にかかわらず最大レバレッジを400倍にできるので大口トレーダーでハイレバ取引をしたい方はうってつけのレバレッジルールではないでしょうか。
TitanFXのレバレッジルール
TitanFXの最大レバレッジは500倍ですが、レバレッジが適用される条件などはあるのでしょうか。
結論から申し上げるとTitanFXのレバレッジルールは以下の特徴があります。
- 証拠金によるレバレッジ制限がない
- 一時的にレバレッジが制限される可能性がある
では、これらの特徴を詳しく解説していきます。
証拠金によるレバレッジ制限がない
TitanFXの最大の特徴は、証拠金によるレバレッジの制限がないということです。
多くの海外FX業者では証拠金によるレバレッジ制限があるため、大口のトレーダーには不利な傾向があります。ハイレバレッジの海外FX業者のほとんどが、証拠金の額が200万円以上になると最大レバレッジが引き下げられるのです。
しかし、TitanFXでは証拠金によってレバレッジの制限がありません。さらにTitanFXでは、1注文あたりの最大ロット数は100ロット、最大保有ポジションは200ポジションに設定されています。
証拠金によるレバレッジ制限がないのとあわせて、ロットやポジションの制限も厳しくありませんので、大口トレーダーに向いているFX業者と言えます。
一時的にレバレッジが制限される場合もある
TitanFXでは、証拠金の額によってレバレッジの制限はありませんが、一時的にレバレッジが制限される場合もあります。
それは経済指標発表時や政治的要因などによってボラティリティが急激に変動するような場合です。
ボラティリティや為替価格が急激に変動する可能性がある場合には、FX業者のリスクが高まるため一時的にレバレッジが引き下げられます。
しかしこういった場合でもしっかりと事前に公式HPで案内がされるので、安心してトレードをすることが出来ます。
TitanFXのレバレッジの確認・変更方法
TitanFXでは、1〜500倍まで任意のレバレッジに変更してトレードすることが可能です。
レバレッジを引き下げる場合と引き上げる場合でそれぞれ変更方法が異なりますので、手順を説明します。
クライアントキャビネットでレバレッジを確認する
TitanFXでは、クライアントキャビネットと呼ばれるマイページから現在のレバレッジを確認することが出来ます。
クライアントキャビネットの「取引口座」をクリックすれば現在の口座残高とレバレッジを確認できます。
レバレッジを引き下げる場合
レバレッジを引き下げる場合は、保有ポジションがない場合に限り引き下げることが可能です。
クライアントキャビネット上(TitanFXのマイページ)で1倍・25倍・50倍・100倍・200倍・300倍・400倍・500倍の中から自由に選択することが出来ます。
レバレッジを引き上げる場合
レバレッジを引き上げる場合には、TitanFXのサポートまで連絡が必要です。
引き上げを希望する場合には、
- 登録メールアドレス
- 名前(アルファベット)
- 口座番号
- 変更前レバレッジ
- 変更後レバレッジ
の入力が必要です。
このように有効証拠金と取引数量によって実行レバレッジの倍率は異なってきますので、いつでも最大レバレッジで取引ができるわけではない点に注意してください。
TitanFXの最大レバレッジと実効レバレッジの違い
レバレッジを確認する上で、最大レバレッジと実効レバレッジの違いを知ることはとても重要です。
最大レバレッジと実効レバレッジそれぞれの計算方法を確認します。
最大レバレッジの計算式
本来の取引数量÷必要証拠金=最大レバレッジ(倍)
例 ※1ドル100円、1lot=10万通貨で計算
必要証拠金=【本来の取引数量】÷レバレッジ
10,000円=【100円/ドル×1Lot(10万通貨)】÷1000倍
本来の取引数量÷必要証拠金=最大レバレッジ(倍)
1000万円分の通貨÷10,000円=1000倍
となります。
つまり最大レバレッジが1000倍なら10,000円で1Lot(10万通貨)の取引ができる計算になります。
実行レバレッジの計算式
しかし、いつでも最大レバレッジで取引が行われるわけではありません。
実際には、実行レバレッジを用いてトレードを行われます。
実効レバレッジ(倍)=本来の取引数量÷有効証拠金
※有効証拠金(円)=口座残高+評価損益(為替損益+スワップ)
例)10万円の証拠金に5万円の含み損の場合
1000万円分の通貨(1Lot×100円/ドル)÷50,000円=20倍となります。
では、実際に最大レバレッジを利用してトレードするとどうなるのでしょうか。
TitanFXではロスカット水準の20%を下回ると、強制ロスカットが執行されます。
例)口座に10万円証拠金が入っていてトレードをしていた場合
ロスカット水準が20%ですので、有効証拠金が2万円を下回った場合強制ロスカットが執行されます。
10万円(証拠金)×20%(ロスカット水準)=2万円(有効証拠金)
ですので、仮に1万円の証拠金で1Lot取引してた場合は、8pips以上相場が変動しただけで強制ロスカットになってしまいます。
実際にはスプレッド差なども考慮しなければならないので、最大レバレッジでトレードをした場合は、すぐに強制ロスカットになることがわかります。
まとめ
TitanFXでは、口座残高によって最大レバレッジが変更されないため、大きな金額で取引したいトレーダーに人気のある海外FX業者の一つです。
また、最大レバレッジが500倍でありながら他のFX会社に比べ狭いスプレッドも実現しており、スキャルピングなどのトレード回数が多いトレーダに魅力的です。
口座開設などのボーナスはありませんが、取引条件を重視しているトレーダーにとってはオススメできるFX業者なので、まだ開設していないという方は無料口座開設をしてみてはいかがでしょうか。
