XMの法人口座とは?個人口座しか作れなくなったってホント?

2020年5月7日

XMでFXトレードを専業で行い、利益が増えてくれば、法人口座を開設して業務としてFXトレードを行うという選択肢も出てきます。
また海外FX会社の高いレバレッジを利用して、FXを新たな業務として法人口座でFXトレードを行いたいという会社も増えています。

海外FX会社の法人口座を使うメリットやデメリットには、どのようなものがあるのでしょうか。
また個人口座との違いはどこにあるのでしょうか。

このページでは、法人口座についてわかりやすく解説します。
これから法人口座を解説しようと考えている方の参考にして頂ければと思います。

法人口座とは

法人でFXトレードに関わる形態は、大きく分けて金融機関のディーリング部門と一般法人がFXを業務で行うという2つの形態があります。
金融機関のディーリング部門は以前からある形態ですが、FXトレードの拡大によって、一般法人が業務の一つとしてFXを行うパターンも増えてきています。

資産運用として長期的なFXトレードを行っている法人もあれば、積極的に短期間の為替差益を狙っている法人もあります。
また最近多くなっているのが、個人専業トレーダーが、FXを法人化して、法人口座を開設するパターンです。

個人口座との違い

法人口座と個人口座の違いは以下の3つです。この違いを理解した上で、法人口座か個人口座を選ぶようにしましょう。

口座開設時の必要書類

個人口座との大きな違いは、法人口座開設時の必要書類です。
個人口座では、「本人確認書類」と「住所確認書類」だけで済みますが、法人口座になりますと、書類の数も多くなります。

法人の場合はその法人自体が口座の対象となるため、法人確認書類が必要になる上に、法人を代表者としての個人の確認書類も必要となります。
また入出金口座も、法人名義の口座が必要になりますので、個人口座の他に法人口座が必要です。

税金

海外FXでの個人口座の場合、雑所得として累進課税制度が適用されますが、法人の場合は他の所得との損益通算が出来ますし、法人口座では経費として認められる範囲が広くなります。
つまり、 経費による節税が可能になります。

社会的地位

同じ利益を出していても、「個人トレーダー」と「法人経営」では、どうしても社会的立場も信用性も差が出てきます。
一人でFXトレードを行う形態は変わらなくても、社会的な扱いは全く変わってきます。

以上のように、個人口座と法人口座では大きな違いがありますが、まずは個人で利益を安定的に出すことが重要です。
法人の業務として行う以上、利益を出して行く事には変わりありません。利益が出なければ法人口座にする以前の問題で、個人トレーダーとしてFXを行う意味がなくなってしまいます。

まずはXMで勝てるようになる事が前提です。

また個人口座でFXを行う場合、気を付けて頂きたいのが、銀行員のFXトレードは原則禁止されているという事です。
FXの口座開設はできる資格はありますが、FX取引はほぼ禁止になります。

ディーリング業務として法人でFX業務に関わっている方は、法人ではFXを行う事が出来ても、個人で自己売買する事は禁止されているという事です。
2014年に大手銀行の行員が、顧客から約1憶5千万円を私的に集め、FXなどで消失させた事件がきっかけで、不正防止や業務遂行のために規制されていますが、これは法律ではなく、各金融機関の就業規則レベルの規制です。

もう一つ法人口座について解説しておきますと、LLCLLPの場合です。
LLCは合同会社、LLPは有限責任事業組合の事で、どちらも株式会社に比べて、設立費用が安くなるため、法人口座を考えている方の選択肢となります。

参考:LLC,LLPとは(外部リンク)

合同会社であるLLCは「会社」ですので法人扱いになりますが、LLPは「組合」ですので法人扱いにはならない場合が多いです。
銀行口座は開設可能ですが、FX取引口座は海外FX会社によります。

またLLPで法人口座が開設できたとしても、意味がありません。
LLPは組合であって課税主体ではなく、組合構成員、つまり個人が課税主体となります。法人として組合員になることは可能ですが、それでしたらその法人で法人口座を開設すれば良いだけの話です。

またLLCやLLPですと、日本ではどうしても個人事業の延長のような認識でしかなく、社会的信用性や地位も、個人事業とほとんど変わりません。
法人口座を開設するのであれば、FXである程度の利益を出し、株式会社の事業として行えるレベルになってから考えるべきでしょう。

XMで法人口座は作れない

XMは日本人に人気のFX会社ですが、このXMで法人口座を開設したいと考えているトレーダーも多いと思います。
しかし、 現在XMでは法人口座の開設は出来ません。

xm

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◆xmが人気の理由は?

  • セーシェル金融ライセンス取得で資産分別管理
  • 豊富なインセンティブプログラムを用意
  • デモ口座開設でデモ取引が可能
会社名 XMTrading
ライセンス セーシェル金融庁ライセンス
ライセンス番号 SD010
信託保全 バークレイズ銀行分別管理
注文方式 NDD(OTC)方式(カバー無し)
サポート 日本人による日本語サポートあり

以前はXMでも「海外法人」でしたら、法人口座を開設出来ましたが、今は「海外法人」でもXMで法人口座を作ることができません。
法人口座の開設を再開するかどうかは不明ですので、今すぐ法人口座を開設したいのであれば、XM以外の海外FX会社で口座開設をするしか選択肢がありません。

ただしXMの法人口座開設停止は「日本人向けのXM」での話で、 キプロスに直接法人を作り、XM本体での口座開設でしたら可能性はあります。
ただそこまでするには大掛かりな事業となりますので、個人トレーダーレベルの話ではありません。手間をかけてまでやるメリットがありませんし、そうなるとXMにこだわる理由もありません。

個人口座でも問題ないのであれば、法人口座は諦めて口座開設しましょう。

法人が個人口座を使うとどうなるの?

法人が個人口座を使う場合はどうでしょうか。法人口座は法人名義、個人口座は個人名義でしか開設できませんので、そもそも使えるかどうか以前に、法人が個人口座を持つことが出来ません。

XMをどうしても使いたいが、上記の通りXMでは法人口座が開設出来ませんので、その場合は個人口座を使うしかなくなります。しかし個人口座は法人名義では作る事が出来ませんので、必然的にXMでは個人名義の口座になってしまいます。

では法人の代表者がXMで個人口座を開設すればいいという事になりますが、そこでの利益はあくまでも代表者個人の利益となってしまい、代表者個人に課税されます。その原資である証拠金がどこから出ているかという事になりますが、そこは税務的な問題ですので、税理士に相談するしかありません。つまりこのXMの個人口座で出た利益をどう処理するかであって、個人口座は個人名義でしか持つ事が出来ないという事なのです。