- XMでスキャルピングするメリット
- XMでスキャルピングするデメリット
- XMのおすすめスキャルピング手法
こんにちは、ロボックス師匠です。
今回は、XM(XMTrading)のスキャルピング手法について徹底的に解説していきます。

XMはスキャルピングできましたよね?

できるで!ただスキャルピングがおすすめできん場合もあるから注意が必要や!
XMではスキャルピングを禁止しておらず、ペナルティーを気にする心配はありませんし、XMでスキャルピングをするメリットは多いです。
しかし同時に、ボーナスが適用外になるなどのデメリットもあるため、筆者といてもあまり推奨はしていません。
さらに「XM スキャルピング」と検索すると、サジェストに「XM スキャルピング 向かない」「XM スキャルピング 難しい」「XM スキャルピング 不利」とまで出てきます。

今回はそんなXMのスキャルピング事情について詳しく解説していきます。
それでは早速、詳しく見ていきましょう。
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XM(XMTrading)でスキャルピングは禁止されていない

そもそもスキャルピング手法の定義は以下のような取引を指します。
手法名 | 1回の取引時間 | 回数 | 平均利幅 | 為替変動リスク |
スキャルピング | 数秒~数分 | 数十~数百回(1日あたり) | 1~10pips | 小さい |
デイトレード | 数分~数時間 | 数回(1日あたり) | 10~100pips | 小さい |
スイングトレード | 数日~数週間 | 数週間に1回 | 500~1500pips | やや大きい |
ポジショントレード | 数週間~数か月以上 | 数か月に1回 | 1000pips~ | 大きい |
※上記の表は一般的な目安であり、実質的な数値とは異なる場合があります。
スキャルピング取引は1回の売買を数分以内に完結させるため取引時間が短くなればなるほど取引回数が増え、利幅が小さくなり、必然的に為替変動リスクも小さくなります。
XMのどの口座タイプでもスキャルピング可能

冒頭でも申し上げましたがXMTradingではスキャルピングを禁止していません。
スキャルピングの可否 | |
マイクロ口座 | スキャルピング可 |
スタンダード口座 | スキャルピング可 |
ゼロ口座 | スキャルピング可 |
さらにこれは自動売買でのスキャルピングも同様です。
どの口座でも安心してスキャルピング手法をすることができるのでご安心ください。
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アービトラージや接続遅延のスキャルピングは禁止
ただし、XMではアービトラージを一切禁止しているため以下の取引を含むスキャルピングももちろん禁止しています。
- 複数口座を利用した両建て取引
- 他業者間での両建て取引
- グループ内での裁量取引
- 接続遅延を利用した取引
これらに該当するスキャルピング取引をした場合は出金拒否、また悪質とXMが判断した場合はアカウントが凍結する可能性もあるため注意してください。

しかしこんな取引をしてもスキャルピングならXMにバレない気がするんですが…

サーバーの履歴からIPアドレスで追跡することができるからバレるで。スキャルピングやからって関係ないから絶対にやらんようにな。
XMでスキャルピングをするデメリット

XMはスキャルピング取引が可能とお伝えしましたが、実はあまりスキャルピング取引に向いていません。
その理由はボーナスが適用外になるところや手数料などが大きな原因です。
- 取引ボーナス(XMP)が対象外
- スプレッドが広い
- ゼロ口座は取引手数料が高い
ロイヤルティプログラムが対象外になる

XMのスタンダード口座とマイクロ口座にはロイヤルティプログラムという取引ボーナスがあります。
このロイヤルティプログラムは、取引するたびにボーナスや現金に換えることができるのですが、注文から決済まで10分以内の取引はロイヤルティプログラムが適用されないルールになっています。
スプレッドが広い
スキャルピング取引は短時間の間に何度も注文決済を繰り返します。
その都度、スプレッドを支払うことになるためスプレッドが広くてはある程度の値動きがなければ利益を獲得することができません。
XMのスタンダード口座やマイクロ口座のスプレッドは、平均すると2.0pipsほどなのでスキャルピングで稼ぐにはやや厳しい条件でしょう。
「それなら最低スプレッドが0.0pipsのゼロ口座がいいのでは?」
と思う方もいらっしゃるかもしれませんがそういうわけでもないのです。次で詳しく解説します。
ゼロ口座は取引手数料が1ロットあたり10ドル発生する
ゼロ口座ではスプレッドが狭い代わりに取引手数料が1ロットあたり10ドル発生します。
スタンダード口座やマイクロ口座ほどの取引コストは発生しませんが、他社と比較すると取引手数料で10ドルは高めですのであまりおすすめはできません。
さらにいうと、ゼロ口座ではFX通貨ペアとゴールド・シルバーしか取引できないためボラリティの高いエネルギーなどの取引ができません。
スキャルピングでは小さな値幅を積み重ねていくため、ボラリティが低い銘柄ばかりであればリスクが少ない分、必然的に利益も少なくなります。
XMでスキャルピングをするメリット
ここまでXMでスキャルピング取引をするデメリットをご紹介しましたが、中にはスキャルピング取引をしたいという方もいらしゃるでしょう。
当然、XMでスキャルピング取引をするメリットもありますのでいい点をご紹介していきます。
- 約定力が高く取引しやすい
- レバレッジが高く効率がいい
- 追証なしゼロカットシステムがある
- ボーナス利用で取引できる
- ストップレベルがゼロ
- スキャルピングEAも利用できる
XMは、トレーダーにとって透明性が高く安心感のあるトレード環境を用意しているFX業者です。デイトレードなどだけではなく、スキャルピングでもその環境は変わりません。
さっそくスキャルピングするメリットを見ていきましょう。
XMはNDD方式で約定力が高い
短期的に売買を繰り返すスキャルピングでは、注文がちゃんと通る、という当たり前のことが非常に重要ですが、XMはリクオートなし、約定拒否なしの方針を採用しているのでサクサクと注文決済を繰り返すことができます。
また、 すべての注文の99.35%は1秒以内で約定されるというXMの約定力の高さはスキャルピングと好相性です。
XMTradingは、リクオートなし、約定拒否なしの厳格な方針を先駆けて採用することによって、公平且つ信頼できる取引経験を提供致しています。
さらに、全注文の99.35%は1秒以内で約定され、リクオートや約定拒否もありません。
引用:XMTRADINGとは?|XMTrading
スキャルピングを禁止している業者の多くは、「DD方式(ディーリングディスク方式)」を採用しています。DD方式では、顧客の注文をインターバンク市場へ通さず業者内で処理するため、業者にとって不利益な取引になる場合は「ストップ刈り」というような不透明なレートの操作が起こるといわれています。
しかしXMはNDD方式(ノンディーリングディスク方式)を採用しています。

NDD方式では顧客の注文はインターバンク市場の価格で扱われて、業者の介在がないから最も公平なんやで。
NDD方式では基本的にスプレッドが業者の利益になるためスキャルピングが禁止されないのはもちろんのこと、たくさん勝ってもFX業者が不利益を被らないため出入り禁止になるということもありません。
よってXMでは透明性の高いレートでの取引が可能です。
レバレッジの高さ
XMでは最大888倍のレバレッジ取引をすることができます。(ゼロ口座は最大500倍取引です。)
少ない入金額でも大きな枚数を取引できることや、証拠金不足による強制ロスカットになりにくい点で、トレーダーにとって大きなメリットです。
とくにXMのマイクロ口座では10通貨からレバレッジ888倍をかけて取引することができます。ボーナスを使って少額取引をしたいという方にはマイクロ口座から始めてみるのもおすすめです。
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マイナス残高リセット(ゼロカット)
ゼロカットシステムなどとも言われます。急な価格変動により口座残高以上の損失が出ても、マイナス分はリセットされて追証がない、ということを意味します。
スキャルピングでは高いレバレッジをかけて取引するトレーダーは多いと思いますが、マイナス残高リセットは万一の際の命綱になります。
ストップレベルがゼロ
スキャルピングのように小さい値幅を狙う取引にストップレベルがあるのは百害あって一利ありません。
例えばストップレベルが5pipsなどに設定されていたら思うように利確ができませんし、損切もできません。またEAも限定的な使い方しかできないためEAの性能を存分に発揮することができないのです。
その点XMではストップレベルを設けていないので、自分の好きなタイミングで利確や損切をすることができます。
XMはボーナスが豊富
XMは口座開設ボーナスや入金ボーナスが充実していて、ボーナス残高がある限りは入金のたびにボーナスを受け取ることができます。ボーナス自体は出金できませんが、証拠金として扱われ、勝ち金は出金することができます。
リスクにさらす実際の投資資金を抑え、多くの証拠金を得ることができるので、資金の少ないトレーダーや、入金額を抑えたいトレーダーには非常に大きなメリットと言えるでしょう。
スキャルピングEAも使用可能
XMでは、EA(エキスパートアドバイザー)や、オートトレーダーなどの使用を禁止していません。通常のトレードはもちろんスキャルピングでも、システムトレードを利用できます。
また、ストップレベルも設けていないため優秀なEAやストラテジーの能力を十分に発揮することができます。
XMでスキャルピングEA、その他さまざまな分野が得意なEAで取引したいという方は「XMの自動売買について」の記事も是非ご参照ください。
XMのスキャルピングで使える手法

はじめに、XMのメリットを活かしたスキャルピングのために、以下の下準備をしてトレード計画を立てましょう。
- 入金ボーナスを活用する
- 高いレバレッジを活用する
XMでスキャルピングをする際の、基本的な考え方や手法について、詳しく見ていきます。
スキャルピングの基本的な考え方
最も基本的なこととして、スキャルピングではテクニカル分析を用い、ファンダメンタルズ分析は行いません。
そして、スキャルピング含めトレードの基本は、「安く買って高く売る、高く売って安く買い戻す」ことです。
「押し目買い、戻り売り」と言うことですね。
押し目買い、戻り売りとは、下降してきたレートが反転上昇してゆくところや、上昇してきたレートが反転下降してゆくところを狙いましょう、ということです。
チャートを開いた時に、どこが押し目といえるのか、またはどこが戻り目といえるのかの判断材料がなければ、どこで買っていいのか、売っていいのかがわからない、ということになります。
わからない状態ではスキャルピングはもちろん、トレードはできません。
ではどういうところが「押し目、戻り目」なのか、というお話をしたいところですが、その前にもう少し考え方の部分についてお付き合いください。
スキャルピングはインジケーターの組み合わせではない
スキャルピングをはじめトレードの手法を調べると、「インジケーターのサインを見てトレードしましょう」という情報にたびたび出くわします。
例えば、移動平均線のクロスや、MACDのクロス、ボリンジャーバンドを使った逆張りなどです。インジケーターやオシレーターの出すサインは有効なテクニカル指標ではあります。
しかし、インジケーターだけで勝ち続けることは困難です。
勝っているトレーダーのインタビュー記事を読んだことはありますか?記事を読むと常勝トレーダーもたくさんのインジケーターを駆使して勝っているわけではない、ということに気づくでしょう。

それどころか、限られたインジケーターしか使っていない場合や、インジケーターを使っていない場合もあるで。
彼らはなぜ勝てるのかと言うと、値動きそのものを非常によく知っているから勝てるのです。
値動きをよく見る
値動きを見る、と言っても何の手がかりもなしに見ることはできません。さらに、あまりたくさんのことを考えてもチャートは非常に複雑なので、こんがらがってしまいます。
そこで、今回は1つのことに絞ってお伝えしようと思います。
その1つのこととは、「高値」と「安値」です。当然ですがチャートを見ると、レートは上がったり下がったりを繰り返していることがわかります。
「上がったり下がったり」の「山と谷」が、「高値と安値」と考えてください。
高値や安値の関係性は、チャートを見る上で非常に重要になります。テクニカル分析を勉強されている方ならピンと来たかもしれませんが、高値や安値を重視する考え方は、「ダウ理論」に基づいています。
ダウ理論はおよそ100年前に、チャールズ・ダウによって提唱された相場理論ですが、相場の状態や方向を知る重要な指標として、現在でも多くのトレーダーに意識されています。
相場の方向を知って、スキャルピングに活かす
相場は大きく分けて、「トレンド相場」と「レンジ相場」があります。
トレンド相場とは、「上がったり下がったり」を繰り返しつつも、全体としては一定期間上がり続けている、または下がり続けている相場です。
対してレンジ相場とは、ある値幅の中で、一定期間上がったり下がったりを続けている相場です。
レンジ相場を狙ったスキャルピングの手法もありますが、難易度が高いため、今回はトレンド相場を狙ったスキの手法に絞ってお伝えします。
トレンドを見極める際にも、ダウ理論に基づいた高値と安値の関係性は、非常に重要です。
簡単にいうと、安値を切り上げて、高値を更新し続けている間は「上昇トレンド」、高値を切り下げて、安値を更新し続けている間は「下降トレンド」といえます。
下の画像をご覧ください。

高値を切り下げて、安値を更新し続けている間は「下降トレンド」であり、売られやすい相場、ショートの成功率が高い相場といえます。
そして、「安値を切り上げ続けていたけど、すぐ前の安値をレートが割って下げてしまった」とか「高値を切り下げ続けていたけど、すぐ前の高値をレートが上に抜けてしまった」とか「そもそも高値と安値の関係がバラバラでわからない」という状態になったら、レンジ相場に入ったとみなします。
今回スキャルピングで狙う相場は、「トレンド相場」のみです。
「レンジ相場」または「よくわからない相場」は、決して手を出さずに待つことです。
この2つを分けて考えられることは、スキャルピングで勝つ上で、非常に重要な第一歩です。
移動平均線と平均足を使ったスキャルピング手法
考え方の前置きが長くなりましたが、ここからは具体的な手法の話に移ります。
手法のポイントを、順番におさらいしましょう。
- スキャルピングは、テクニカル分析を用いて行う
- 方向がわかりやすい「トレンド相場」の、「押し目戻り目」を狙う
さらに、テクニカル分析の目的は「トレンド相場かレンジ相場かを見極めること」と「どこが押し目戻り目かを見極めること」です。
そして具体的には、「トレンド相場かレンジ相場かを見極めるために今回は15分足を使う」、「どこが押し目戻り目かをわかりやすく見極めるために、今回は単純移動平均線と平均足を使う」という流れになります。
これらの準備をした上で、実際のエントリーと決済は「1分足」を使います。
スキャルピング手法のやり方
早速このチャートを見てください。

ドル円の15分足です。ローソク足だけだと少しわかりにくいですね。
ここに、【8SMA(8期間の単純移動平均線)を1本】、入れてみましょう。

値動きだけではわかりにくかったですが、移動平均線を入れると、値動きの高値安値がわかりやすくなったのではないでしょうか。
次に、縦点線で仕切った区間を見てください。

この区間では高値の切り下げが継続しています。「下降トレンドと判断できる」ということでしたね。
ちなみに、最後の方では安値を切り上げて、レートは高値を上に抜いてしまったので、下降トレンドではなくなったと判断できます。
下降トレンドと判断できたなら、次に知りたいことは、「どこが戻り目か?」ということです。
ここで平均足を入れてみましょう。次の画像をご覧ください。

わかりやすく色が付きました。
平均足の計算方法は少々難しいので割愛しますが、トレンドの連続性が非常にわかりやすいため、人気のあるテクニカル指標です。
「下降トレンド」と判断できている時に、平均足が下降を示す赤色になったところ、ここが「戻り目」と判断できます。
このチャートの中で、戻り目と判断できるところに矢印、そうではないところにバツ印をつけてみましょう。

時間に沿って左から見ていきましょう。最初のバツ印は、大きく下げていて良さそうですが、なぜ戻り目ではないのでしょうか?
最初のバツが戻り目でない理由は、この段階では下降トレンドとは判断できていないことにあります。ここで大きく下げて安値を割ったことにより、ようやく下降トレンドと判断できます。
慣れてきたら、ここからスキャルピングをすることも可能ですが、基本的には、戻り目を待つのはこの次からです。
そして次のバツ印です。下降トレンドが始まった後で平均足の陰線が出ているのに、なぜだめなのでしょうか?
答えは移動平均線にあります。
2つ目のバツ印の段階では、移動平均線はまだ高値を作っていませんね。しっかりと高値を作るまで待たないといけません。
そして、ようやく最初の矢印が出てきました。ここは「下降トレンドが始まっていること」「移動平均線がしっかりと高値を作っていること」の条件を満たしています。次の矢印も同様です。
15分足での戻り目の条件を満たして、平均足の陰線が見えてきたら、1分足を見てトレードの準備をしましょう。
次は、15分足では最初の矢印を付けたあたりの1分足です。画像をご覧ください。

移動平均線を見ると、下げてきたものが、少し反応して高値を作ってから、また下げています。この高値が「戻り目」となります。
画像の中に横線を入れましたが、安値を割ったところでエントリーです。今回は勢いよく下げましたので、下ヒゲが出始め、底堅さが出てきたところで決済すると良いでしょう。
ちなみに、高値の上にも横線を入れましたが、このラインは損切りの基準を示します。基本的に損切りは、押し目戻り目となった高値安値を基準に入れてください。
今回の場合は、この高値を上に抜いて逆行したら、すぐに損切りをして、資金を守ってください。
以上が、移動平均線と平均足、そして15分足を1分足を使ったスキャルピングの基本になります。
\ ボーナス特設ページはこちら /
XMでのスキャルピング手法のまとめ
XMではスキャルピングを禁止していません。
通常のトレードと同様に、高い約定力やレバレッジ、そしてボーナスを活用したスキャルピングが可能です。
そして今回は、XMのスキャルピングで使える手法をかんたんにご紹介しました。
ぜひご自身でも研究や改良を加え、トレードの精度を上げてみてください。
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