- スワップポイントが発生する時間
- スワップポイントの計算方法
- プラスのスワップポイント
- マイナスのスワップポイント
こんにちは、ロボックス師匠です。
今回は、XM(XMTrading)のスワップポイントについて詳しく解説していきます。

スワップポイントとは何ですか?

スワップポイントの意味については別記事で詳しく解説しとるで
スワップポイントとは、通貨間の金利差の調整のために発生する損益のことです。
例えばユーロトルコリラという通貨ペアを10万通貨ショートすれば、毎日約6,000円のスワップポイントを自動的に得られます。
スワップポイントは日をまたぐと自動的に発生し、スワップを受け取れる場合もあればその逆に支払う場合もあります。
スキャルピングやデイトレードしかしない方はスワップポイントが発生しないため関係のない話ですが、日をまたぐ取引をする方は必ず目を通しておきましょう。
XM(XMTrading)のスワップポイント
念のためスワップポイントの仕組みを復習しておきましょう。
- スワップポイントは保有ポジションが日をまたぐと発生する
- 通貨ペアによってスワップポイントは異なる
- 売りポジション、買いポジションによってスワップポイントは異なる
- 基本的にマイナススワップの通貨が多い
XMにおいても、スワップポイント発生のしくみは一般的なものと変わりません。それぞれの通貨の金利差を元に、スワップポイントは決められます。
それでは実際にXMのスワップポイントをご紹介します。
XMのメジャー通貨のスワップポイント一覧
XMのスワップを一覧を紹介するまえに主要な通貨ペアとマイナーな通貨ペアのスワップポイントを3種類ずつご紹介します。
試しに2022年4月現在の、主要な3通貨ペアの1ロット(10万通貨)あたりのスワップポイントを見てみましょう。
スワップ買い(ロング) | スワップ売り(ショート) | |
---|---|---|
EURUSD(ユーロ/米ドル) | -738 | -9 |
EURJPY(ユーロ/日本円) | -440 | -300 |
USDJPY(米ドル/日本円) | -81 | -601 |
例えばEURUSDを10万通貨でロングポジションをとった場合、738円が差し引かれてしまいます。またショートポジションをとった場合もわずかではありますが、9円が差し引かれてしまいます。
しかし、10万通貨を取引して700円程度のスワップポイントなら思ったより影響がないのでは?と思われる方も多いと思います。
実はスワップポイントもスプレッド同様に取引量が多い通貨はスワップポイントはあまり大きくないのです。
XMのマイナー通貨のスワップポイント一覧
次はスワップポイントが大きいことで知られる、マイナー通貨を3つ見てみましょう。
スワップ買い(ロング) | スワップ売り(ショート) | |
---|---|---|
EURTRY(ユーロ/トルコリラ) | -9,297 | 1,779 |
USDTRY(米ドル/トルコリラ) | -8,213 | 1,301 |
USDMXN(米ドル/メキシコペソ) | -3,082 | 1,182 |
表をみるとわかる通り、ユーロトルコリラのロングポジションをとると1日あたり-9,297円のマイナススワップが発生します。
一方でショートポジションをとると1日あたり1,779円のプラススワップが発生します。
この場合、ユーロトルコリラのショートポジションを保有するだけで稼ぐことができるのです。
XMの通貨ペアのスワップポイント一覧
XMで1ロット(10万通貨)あたりのスワップポイントをご紹介します。
買いスワップ | 売りスワップ | |
---|---|---|
AUDCAD (豪ドル/カナダドル) | -516 | -254 |
AUDCHF (豪ドル/スイスフラン) | -203 | -567 |
AUDJPY (豪ドル/円) | -296 | -466 |
AUDNZD (豪ドル/ニュージーランドドル) | -470 | -298 |
AUDUSD (豪ドル/米ドル) | -376 | -137 |
CADCHF (カナダドル/スイスフラン) | -81 | -740 |
CADJPY (カナダドル/円) | -176 | -636 |
CHFJPY (スイスフラン/円) | -671 | -421 |
CHFSGD (スイスフラン/シンガポールドル) | -1,502 | -517 |
EURAUD (ユーロ/豪ドル) | -761 | -359 |
EURCAD (ユーロ/カナダドル) | -949 | -172 |
EURCHF (ユーロ/スイスフラン) | -497 | -645 |
EURDKK (ユーロ/デンマーククローネ) | -1,034 | -1,032 |
EURGBP (ユーロ/ポンド) | -865 | 118 |
EURHKD (ユーロ/香港ドル) | -1,291 | -790 |
EURHUF (ユーロ/ハンガリーフォリント) | -2,983 | 967 |
EURJPY (ユーロ/円) | -440 | -300 |
EURNOK (ユーロ/ノルウェークローネ) | -1,559 | -502 |
EURNZD (ユーロ/ニュージーランドドル) | -913 | -208 |
EURPLN (ユーロ/ポーランドズロチ) | -2,806 | 744 |
EURRUB (ユーロ/ロシアルーブル) | -1,722 | -573 |
EURSEK (ユーロ/スウェーデンクローネ) | -1,194 | -892 |
EURSGD (ユーロ/シンガポールドル) | -1,510 | -562 |
EURTRY (ユーロ/トルコリラ) | -9,297 | 1,779 |
EURUSD (ユーロ/米ドル) | -738 | -9 |
EURZAR (ユーロ/南アフリカランド) | -2,916 | 841 |
GBPAUD (ポンド/豪ドル) | -326 | -1,018 |
GBPCAD (ポンド/カナダドル) | -553 | -793 |
GBPCHF (ポンド/スイスフラン) | -15 | -1,334 |
GBPDKK (ポンド/デンマーククローネ) | -606 | -1,872 |
GBPJPY (ポンド/円) | 51 | -939 |
GBPNOK (ポンド/ノルウェークローネ) | -1,280 | -1,192 |
GBPNZD (ポンド/ニュージーランドドル) | -509 | -836 |
GBPSEK (ポンド/スウェーデンクローネ) | -845 | -1,646 |
GBPSGD (ポンド/シンガポールドル) | -1,203 | -1,267 |
GBPUSD (ポンド/米ドル) | -314 | -591 |
NZDCAD (ニュージーランドドル/カナダドル) | -393 | -313 |
NZDCHF (ニュージーランドドル/スイスフラン) | -112 | -596 |
NZDJPY (ニュージーランドドル/円) | -200 | -500 |
NZDSGD (ニュージーランドドル/シンガポールドル) | -734 | -559 |
NZDUSD (ニュージーランドドル/米ドル) | -241 | -229 |
SGDJPY (シンガポールドル/円) | -660 | -664 |
USDCAD (米ドル/カナダドル) | -350 | -340 |
USDCHF (米ドル/スイスフラン) | 52 | -742 |
USDCNH (米ドル/人民元) | -1,734 | -158 |
USDDKK (米ドル/デンマーククローネ) | -582 | -1,321 |
USDHKD (米ドル/香港ドル) | -824 | -1,065 |
USDHUF (米ドル/ハンガリーフォリント) | -2,394 | 556 |
USDJPY (米ドル/円) | -81 | -601 |
USDMXN (米ドル/メキシコペソ) | -3,082 | 1,182 |
USDNOK (米ドル/ノルウェークローネ) | -1,099 | -800 |
USDPLN (米ドル/ポーランドズロチ) | -2,248 | 348 |
USDRUB (米ドル/ロシアルーブル) | -1,242 | -824 |
USDSEK (米ドル/スウェーデンクローネ) | -750 | -1,149 |
USDSGD (米ドル/シンガポールドル) | -1,024 | -859 |
USDTRY (米ドル/トルコリラ) | -8,213 | 1,301 |
USDZAR (米ドル/南アフリカランド) | -2,372 | 481 |
※現在、ウクライナ情勢に伴う異常な市場環境に伴い、EURRUB及びUSDRUBの新規注文ができません。
XMの貴金属のスワップポイント一覧
続いて貴金属の1ロット(10万通貨)あたりのスワップポイントをご紹介します。
銘柄 | 買いスワップ | 売りスワップ |
---|---|---|
GOLD | -667 | -3 |
SILVER | -911 | -352 |
XMの株式指数のスワップポイント一覧
銘柄 | 買いスワップ | 売りスワップ |
---|---|---|
AUS200Cash | -60 | -57 |
EU50Cash | -36 | -52 |
FRA40Cash | -62 | -92 |
GER40Cash | -133 | -197 |
HK50Cash | -30 | -29 |
IT40Cash | -229 | -338 |
JP225Cash | -2 | -2 |
NETH25Cash | -7 | -10 |
SPAIN35Cash | -79 | -116 |
SWI20Cash | -106 | -172 |
UK100Cash | -126 | -79 |
US100Cash | -168 | -141 |
US30Cash | -400 | -327 |
US500Cash | -52 | -43 |
XMのスワップポイントの確認方法

では、実際にスワップポイントを確認するには、どこを見たら良いのでしょうか?
XMのスワップポイントの確認方法は、主に2つあります。
XMの公式ウェブサイトで確認する方法と、メタトレーダーで確認する方法です。それぞれを順番に見ていきましょう。
XMの「スワップ計算機」で確認する
XMの公式サイトには、「スワップ計算機」というページがあります。
口座の基本通貨、対象の通貨ペア、口座タイプ、ロット数を入力すると、確認した時点でのスワップポイントや、日本円換算でのスワップポイントを確認できます。
XMではスワップ計算機以外にも証拠金計算機などのページも用意されていて、確認をするのに便利です。

上のリンクから、『スワップ』を選択すると、スワップ計算機を利用することができます。
MT4/MT5(MetaTrader)の「通貨ペアリスト」で確認する
スワップポイントはメタトレーダーでも確認できます。
まず、メタトレーダーのウインドウ上部にある「表示」を選択します。

メニューの中から、『通貨ペアリスト』を選択します。通貨ペアリストが表示されたら、その中からスワップポイントを確認したい通貨ペアを選択し、右側にある『設定』をクリックします。
選択した通貨ペアの取引条件が表示されますので、下の方に『買いスワップ』『売りスワップ』のスワップポイントが表示されます。
ここで少し気をつけていただきたいのは、実際にどれくらいのスワップポイントがつくかは、ロット数などの条件を加味する必要があるということです。
メタトレーダーにはリアルタイムのスワップポイントが表示されるメリットがありますが、実際は何円くらいのスワップポイントかを確認したい場合は、XM証拠金計算機の「スワップ計算機」の機能を利用したほうが簡単でわかりやすいでしょう。
スワップポイントが加算される時間
続いてスワップポイントが発生する時間を解説します。
スワップが付与される日本時間
スワップポイントは、基本的には日割りで加算されます。
では1日はどこから始まるの?という疑問が出てきますが、XMの場合は日本時間ではありません。メタトレーダーに表示されている時間(GMT)が基準になります。

スワップポイントが加算される時間を日本時間で説明するで。
- 夏時間:午前6時
- 冬時間:午前7時
1日のうちにポジションを決済した場合はスワップポイントは加算されず、日をまたいでポジションを持ち越し(ロールオーバー)した場合にスワップポイントが加算されるのです。
水曜日はポイント3倍?
まるでスーパーの特売日のような宣伝文句ですが、れっきとしたスワップポイントのお話です。
スワップポイントは、基本的には日割りで加算されますが、マーケットが閉場している土日にもスワップポイントは存在しています。
閉場中はポジションのロールオーバーは行われませんが、金利の調整をする必要がありスワップポイントは発生するので、前倒しして水曜日に加算されることになります。
ただし、スワップポイントは必ずしも受け取るだけではありません。支払いとなる場合もあります。どちらの場合も3倍になりますのでご注意ください。
XMとその他海外FX業者のスワップポイントを比較
ここまではXMのスワップポイントについて見てきましたが、他の海外FX各社では、どれくらいのスワップポイントがつくのでしょうか?
今回は比較のため、ロット数などは加味せずに、買いと売りのスワップポイントを、スワップポイントが大きい5通貨ペアごとに見ていきましょう。
EURTRY(ユーロトルコリラ)
スワップ買い | スワップ売り | |
XM | -504.42 | 323.68 |
TitanFX | -808.31 | 103.59 |
AXIORY | -2037.981 | 58.410 |
FxPro | -944.61 | 542.88 |
GEMFOREX | 取り扱いなし | 取り扱いなし |
USDTRY(ドルトルコリラ)
スワップ買い | スワップ売り | |
XM | -405.06 | 245.94 |
TitanFX | -682.01 | 33.79 |
AXIORY | -1257.740 | -80.740 |
FxPro | -751.55 | 395.4 |
GEMFOREX | -65.9 | 30.8 |
EURZAR(ユーロ南アフリカランド)
スワップ買い | スワップ売り | |
XM | -481.25 | 225.65 |
TitanFX | -417.6 | 260.58 |
AXIORY | -464.46 | 165.89 |
FxPro | -338.3 | 182.47 |
GEMFOREX | -324.11 | 181.1 |
USDZAR(ドル南アフリカランド)
スワップ買い | スワップ売り | |
XM | -30.82 | 8.51 |
TitanFX | -265.58 | 130.42 |
AXIORY | -374.07 | 131.03 |
FxPro | -216.79 | 77.53 |
GEMFOREX | 1 | 1.21 |
USDMXN(ドルメキシコペソ)
スワップ買い | スワップ売り | |
XM | -498 | 202 |
TitanFX | -44.29 | 25.28 |
AXIORY | -447.931 | 196.371 |
FxPro | -237.41 | 115.51 |
GEMFOREX | -196.74 | 33.29 |
同じ通貨ペアでも、FX業者によって大きく違いがあることがわかります。
基本的には、買いの場合はスワップポイントがマイナスになり、売りの場合はスワップポイントがプラスになります。
スワップポイントを狙う場合、ショートしやすい相場状況の通貨ペアを探すことは、重要といえそうです。
次は、XMではスワップポイントを稼ぎやすいのか、実戦面から考えてみましょう。
XMはスワップポイントで稼ぎやすい?

ここまでXMや他の海外FX業者のスワップポイントについて見てきましたが、スワップポイント狙いのトレードで稼ぐことはできるのでしょうか?
実戦面からXMのスワップポイントについて、順番に見てみましょう。
スワップポイントが高い通貨ペアは、スプレッドが広い
XMで最もスワップポイントが多い、ユーロトルコリラを例に挙げて考えてみましょう。
ユーロトルコリラの売りスワップは323.68です。
10万通貨で取引すれば、 1日に約6,035円のスワップ収入を得られる計算になります。
しかし、ポジションを持つ時はスプレッドに気をつけないといけません。
ユーロトルコリラのスプレッドは、通常であっても広い時で90pips前後あります。

我が目を疑うほどのスプレッドの広さやで…。

スプレッドのことを忘れていました…。
10万通貨で取引する場合は、1pipsあたり約186円になるので、90pipsのスプレッドの場合は、ポジションを持った瞬間に16,740円の含み損をかかえてのスタートになります。
ポジションを持っておよそ3日目から、スプレッドで出た含み損を、スワップポイントの含み益が上回り始めますが、それまではマイナスを覚悟しなければいけません。
忘れてはいけないことは、高金利通貨には、潜在的にファンダメンタルズ的リスクがあるということです。最近では、トルコリラ円の暴落が記憶に新しいでしょう。
マーケットが予期しない動きを見せたとしても、リスク管理はすべてトレーダーが行わなければいけない、ということに十分注意してください。
国内FX業者と比べたら、XMのスワップポイントは低め
XMでもユーロトルコリラのように、スワップポイントが高めの通貨ペアはあります。しかしファンダメンタルズ的リスクがあることは否めません。
それなら、比較的値動きが落ち着いているドル円ではどうでしょうか?
XMと、海外FX業者の中でもスワップポイントが大きめのFxPro、そして国内FX業者2社の、ドル円のスワップポイントを比較してみましょう。
スワップ買い | スワップ売り | |
XM | 5.24 | -11.26 |
FxPro | 43.99 | -103.33 |
国内FX業者A | 80 | -81 |
国内FX業者B | 73 | -103 |
出来るだけファンダメンタルズ的リスクが少ない通貨ペアで、スワップポイントを狙ったトレードをしようと思う場合は、国内FX業者に軍配が上がります。
XMのドル円のスワップポイントは、雀の涙ほどしかありません。
それなら国内FX業者の方が良いのでは?と思われる方も多いと思います。
しかし、国内FX業者の多くはDD方式を採用していることや、万一残高がマイナスになった場合のゼロカットがないことなど、海外FX業者と比べて不安要素があることも事実です。

安全性・スワップ・ゼロカット
何を重要視するか…。

自分の目的にあったFX業者を、注意して選ばんとアカンちゅうわけやな。
XMのスワップポイントのメリットとデメリット
XMのスワップポイントの特徴は、マイナー通貨ペアの中にはスワップポイントが大きめの通貨ペアがあること、そして、メジャー通貨ペアの場合はスワップポイントはかなり少ないことが挙げられます。
メジャー通貨ペアのスワップポイントが少ないことには、どんなメリット、デメリットがあるのでしょうか?
XMのスワップポイントのメリット
メジャー通貨ペアのスワップポイントが少ないことの最大のメリットは、スワップポイントの影響が少ないことです。
例えばドル円なら、ロングポジションをロールオーバーした場合はスワップポイントを得られますが、ショートポジションの場合は、ロングした時のおよそ2倍のスワップポイントを支払うことになります。

長期的に見ればスワップポイントは、支払いの方が多くなる可能性が高いと言えるわな。

初心者には少し難しいですね…。
海外FX業者では、2倍の比率は一般的です。
取引機会の多いメジャー通貨ペアのスワップポイントが少ないことは、トレーダーにとってメリットといえます。
XMのスワップポイントのデメリット
デメリットは、スワップポイントを狙ったトレードがしにくい、ということでしょう。
特に、ファンダメンタルズが比較的安定しているメジャー通貨ペアのスワップポイントはXMではかなり少なめです。
仮にスワップポイントを狙う場合は、ユーロトルコリラのような、高金利通貨を含む通貨ペアでトレードした方が良いでしょう。

はっきりいうと、XMはスワップで稼げる業者ではないということや。

XM他の点では優れているんですけどね!
XMでスワップポイントを稼ぐときの戦略
XMはゼロカットシステムやロスカットまでの証拠金維持率20%という、魅力的な条件を提示している海外FX業社です。
うまくすればスワップポイントで稼げる可能性もあります。
どんなことに気をつけるべきなのかをまとめました。
スワップポイントの獲得に有利な通貨ペアを選ぶ
XMはドル円やユーロドルなどのメジャー通貨ペアでは、スワップポイントはかなり小さめです。
しかし、トルコリラを始め、南アフリカランドやメキシコペソなどの高利通貨を含む通貨ペアでは、比較的大きいスワップポイントを設定しているものがあります。
スワップポイントが大きい通貨ペアは、ファンダメンタルズやスプレッドなどのリスクがあるので、それを踏まえても利益を出せる相場状況かどうかを、見極める必要があります。
ポジションの方向と、持つタイミングを狙う
当然ですが、スワップポイントにより利益を出したければ、売り買いの方向を間違えてはいけません。
例えばユーロトルコリラなら、売り以外の選択肢はありません。
そして、ポジションを持つタイミングも気にした方が良いでしょう。
スワップポイント狙いのトレードは、基本的には長期投資です。
もしも底値で売ってしまったら、スワップポイントによる含み益よりも、為替差損による含み損が上回りかねません。
もしもその頃にショートポジションを持てたとしたら、為替差損を出すことなく、現在までスワップポイントの恩恵にあずかれていることになります。
できるだけ、相場の天井と判断できるところから売りポジションを持つようにしましょう。
証拠金維持率を考え、スワップポイント用の口座をつくる
スワップポイントを狙ったトレードでは、ポジションを長期間保有することが見込まれます。
ということは、スワップポイント用のポジションが、証拠金維持率を占有し続けることになります。
レバレッジを生かしたスキャルピングやデイトレードもしているトレーダーであれば、スキャルピングやデイトレード用の口座とは別に、長期投資のスワップポイント用の口座を作った方が良いでしょう。
XMでスワップポイントを狙う時の注意点
スワップポイントで稼ぎたい場合は、いつもはあまり見ないマイナー通貨ペアを見る機会が増えると思います。
しかし、マイナー通貨ペアには注意しておく決まりがある場合があります。
スワップポイントを狙う時の注意点と合わせて確認しましょう。
レバレッジ規制
XMは最大888倍のレバレッジが魅力ですが、必ずすべての通貨ペアに適用されるわけではありません。
XMではファンダメンタルズなどを考慮して、顧客の資金を守るために、レバレッジ規制がかかっている通貨ペアがあります。

規制がかかっているの通貨ペア何がありますか?

例えばユーロトルコリラやドルトルコリラはレバレッジは100倍まで、ユーロルーブルやドルルーブルは50倍に規制されてるんや
証拠金維持率の関係から、レートの大きな変動があった場合は、レバレッジ888倍に比べてロスカットになりやすいことを注意しなければいけません。
スワップポイントだけを決済して引き出すことはできない
スワップポイントは、ポジションの中の含み益になります。
なので、ポジションの中からスワップポイントだけを決済して引き出すことはできません。
証拠金からスワップポイントの含み益分を引き出すことは自由ですが、実際に引き出すのは、ポジションを決済してからとなります。
ロングとショート、どちらの場合もマイナスになる通貨ペアも
スワップポイントは基本的に、ロングで加算される場合はショートで減算されるという風に、対の関係になっています。
しかし、ロングでもショートでもマイナスになる通貨ペアがあります。
例えば豪ドルニュージーランドドルなど、金利差が少ない通貨同士のペアの場合はどちらもマイナスになる場合があるので、事前に確認する必要があります。
ファンダメンタルズ的リスク
高金利通貨には、金利が高いだけのファンダメンタルズ的理由があります。
また、最近のトルコリラ円の暴落のように、マーケットが予期しない急な動きを見せる場合もあります。
スワップポイントが高いことの裏側にあるリスクを無視してはいけません。
スプレッドのリスク
スワップポイントが大きい通貨ペアは、スプレッドが広い傾向があります。
ポジションを持った瞬間から大きめの含み損が出ている状態になるのを覚悟しないといけません。
為替差損のリスク
スワップポイントは毎日得ることができます。
しかし、スワップポイントを上回る為替差損が出てしまえば、ポジションを保有することが、資金的に、または精神的に厳しくなるかも知れません。
できるだけ為替差損が出にくい相場状況を見極めて、ポジションを持ちましょう。
他口座間の両建ては禁止されている
XMでは他口座間の両建てを禁止しています。
またXMではスワップポイントがつかない「イスラム口座」も提供していますが、通常口座とイスラム口座を利用したヘッジも、当然禁止されています。
XMのスワップポイントまとめ
ここまでXMでのスワップポイントを見てきました。ユーロドルやドル円などの主要通貨ペアのスワップポイントは少ないため、スワップ狙いのトレードは難しいです。
ユーロトルコリラなど、スワップポイントが大きい通貨ペアもありますが、ファンダメンタルズを始めさまざまなリスクを伴います。
厳しい言い方になりますが、とりあえず売っておけば、毎日スワップポイントが入って資金が増えるだろう、というほど甘くはなく、技術と経験が必要です。
しかし、毎日自動で収入があるのは魅力的なので、相場状況によっては試す価値があるかも知れません。
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