XMで口座を開いた!入金した!利益が出た!
そうなったら次に気になるのは「どうやったら出金できるの?」ということですね。
XMの出金は慣れてしまえばかんたんですが、以下のような少々細かいと感じるかもしれないルールがあります。
- 出金方法には優先順位があり、順番を守る必要がある
- VISAカード決済、オンラインウォレット決済は、入金額までしか出金できない
- 入金額以上の利益分を出金できるのは、海外銀行送金のみ
- 海外銀行送金では、2,000円〜5,000円の受け取り手数料がかかる
このページでは、 XMの出金方法とルール、そして気をつけたいポイントを、詳しく解説します。
XMの出金方法一覧
XMでは、基本的には入金した方法でのみ出金することができます。まずはおさらいとして、現在のXMで可能な、5つの入金方法を確認しましょう。
- VISA クレジットカード/デビットカード
- JCB クレジットカード/デビットカード
- bitwallet(ビットウォレット)
- STICPAY(スティックペイ)
- 銀行送金
このうち、「JCBカード」は入金のみが可能で、カードへの出金(返金)はできません。
それでは、今度は出金方法について、手数料等を一覧表で確認しましょう。
おすすめ度 | 出金手数料 | 最低出金額 | 反映時間 | |
---|---|---|---|---|
海外銀行送金 | (5.0 / 5.0) | 2万円以上で無料 | 500円 | 2〜5営業日 |
VISA クレジット/デビットカード | (3.0 / 5.0) | 無料 | 500円 | 最長2か月 |
bitwallet | (5.0 / 5.0) | 無料 | 500円 | 1営業日 |
STICPAY | (4.0 / 5.0) | 無料 | 500円 | 1営業日 |
ボーナスは出金できる?
XMではボーナス自体は出金することはできません。ボーナスは証拠金として扱われ、利益分は出金可能です。
また、ボーナス残高が口座にある時に出金する場合、出金額に応じてボーナスは差し引かれることにご注意ください。
例えば、以下のような状態があったとします。
- 5万円入金
- 5万円ボーナス
- 10万円の利益が出て、残高は20万円
ここから4万円を出金する場合、残高20万円に対して4万円は20%となるので、5万円ボーナスの20%である1万円が、出金時に差し引かれます。
差し引かれたボーナスは復活することはないので、よく注意しましょう。

XMのボーナスについては、詳しくは別記事で解説してるで!
次は、具体的な出金方法を見ていきましょう。
VISA クレジットカード/デビットカードの出金ルール
VISAカードの出金は、返金という形での出金となります。
『入金に使用したカード』『入金した金額まで』という2つの条件を両方満たした上での、出金(返金)となり、手数料無料で出金することができます。
出金(返金)までの日数
XMで出金リクエストをすると、出金額がMT4/MT5口座から引き落とされ、 24営業時間内に出金処理されます。
VISAカードの出金は返金という形なので、実際にあなたの元へ資金が返ってくるまでにどれくらいの日数がかかるかはカード会社次第、ということになります。
長い場合は1ヶ月以上かかることもあります。
出金(返金)ができない場合がある?
VISAカードの出金は、返金という形になります。
そのため、入金から約1年以上が経っている場合は、返金を受け付けてもらえない場合があります。
その場合は、海外銀行送金での出金となります。
出金には優先順位がある
VISAカードで入金をし、利益が出て入金額以上になったので、入金額+利益を出金する場合を考えてみましょう。
この時の出金順序は、以下の通りです。
- 入金額=カードへの出金(返金)
- 利益 =海外銀行送金での出金
なぜ「しなければいけない」かというと、XMではマネーロンダリングなどの防止のために、出金には優先順位が設けられているためです。
優先順位は以下のようになっています。
- VISAカードで入金した場合、最優先で入金額までを出金しなければいけない
- 続いてオンラインウォレット入金で、入金額まで出金をする必要がある
- 海外銀行送金の順位は最も低く、優先度上位の出金が終わった後で選択可能
入金額+利益を、全額海外銀行送金で出金することはできず、カード入金分を出金(返金)した上で、残りの利益分を海外銀行送金で出金する形になります。
bitwallet(ビットウォレット)の出金ルール
ビットウォレットはオンラインウォレットの1種で、海外FX業者とユーザーの間に立って、入出金を仲介する形になります。
ビットウォレットの出金の場合も、『入金に使用した口座』に『入金した金額まで』という2つの条件を両方満たした上での出金となります。
ビットウォレットの出金手数料
XM口座からビットウォレット口座への出金は、手数料無料で行うことができます。
ビットウォレット口座からユーザーへの出金は、国内銀行送金により行われます。手数料は一律824円と、コストを抑えた出金が可能です。
出金にかかる日数
XMで出金リクエストをしてから、24営業時間以内に出金処理がされます。
出金後はほぼ即時ビットウォレット口座へ入金されます。XMの営業時間内の出金リクエストであれば、リクエストからビットウォレット着金までは、ほんの数分で出金可能です。
STICPAY(スティックペイ)の出金ルール
スティックペイはオンラインウォレットの1種で、海外FX業者とユーザーの間に立って、入出金を仲介する形になります。
スティックペイの出金の場合も、『入金に使用した口座』に『入金した金額まで』という2つの条件を両方満たした上での出金となります。
スティックペイの出金手数料
XM口座からスティックペイ口座への出金は、手数料無料で行うことができます。
スティックペイ口座からユーザーへの出金方法と手数料は、以下の通りです。
海外銀行送金 | 5% |
---|---|
国内銀行送金 | 800円+1.5% |
UnionPay | 2% |
STIC Card | 1.3% |
bitcoin | 1% |
lite coin | 1% |
ethereum | 1% |
たくさんの出金方法がありますが、国内銀行送金が最もポピュラーでしょう。
最低出金額は3,000円、最大出金額は100万円となっていて、1〜2営業日以内の出金となります。
出金にかかる日数
XMで出金リクエストをしてから、24営業時間以内に出金処理がされます。
出金後はほぼ即時スティックペイ口座へ入金されます。
XMの営業時間内の出金リクエストであれば、リクエストからスティックペイ着金までは、ほんの数分で出金可能です。
海外銀行送金の出金ルール
海外銀行送金は、XMからユーザーが保有する銀行口座へ送金をする方法です。
海外銀行送金の最大の特徴は、利益分を含む入金額以上の出金は、海外銀行送金でしかできない、というところにあります。
海外銀行送金の手数料
出金手数料は、 2万円以上の出金の場合は、XM側からの送金手数料は無料になります。
XMの最小出金額は500円ですが、小額の出金だと手数料の方が高くつくということが起こり得ます。
2万円以上の出金で、XM側からの送金手数料は無料になりますが、金額にかかわらず、受け取る銀行側の手数料はユーザー負担となります。
手数料は銀行によって異なり、だいたい2,000円〜5,000円となります。小額とはいえない手数料なので、海外銀行送金で出金する場合は、ある程度利益がたまってから、まとめて引き出すのが良さそうです。
着金までの日数
出金してから着金までは、2〜5営業日ほどかかります。
土日や祝日を挟む場合は、実際の着金までは休業日分の日数が加わるので、出金は余裕を持って計画を立てた方が良いでしょう。
手数料を安く抑えるなら、ソニー銀行、住信SBIネット銀行がおすすめ
ソニー銀行、住信SBIネット銀行では、受け取りの手数料は2,500円ほどです。
銀行によっては4,000円〜5,000円になるところもあるので、他行と比べるととても低い手数料で受け取りが可能です。
海外銀行送金で、受け取りができない銀行
以下の銀行は、海外送金に対応していない、または、海外FX業者からの送金に対応していません。
- ゆうちょ銀行
- ジャパンネット銀行
- じぶん銀行
- セブン銀行
- 新生銀行
- みずほ銀行(ネット支店では不可)
この他にも、地方銀行などでは、受け取りができない場合があります。
確認方法はかんたんで、銀行のSWIFTコードの有無を確認するだけです。
SWIFTコードとは、海外送金に必要な金融機関の識別コードのことで、SWIFTコードを持っているということは、海外送金に対応していることを意味します。
受け取り可能な銀行でも気をつけたいこと
海外銀行送金による出金ができない銀行を確認しましたが、実は出金可能な銀行であっても、気をつけたいことがあります。
例えば、楽天銀行は海外銀行送金に対応している人気の銀行ですが、楽天銀行の個人向け口座では、海外送金、外貨送金の受け取りの場合、「事業目的の資金の受け取りには利用できない」というルールがあります。
多額の出金を楽天銀行で受け取る時は、個人口座の場合、このルールに抵触する恐れがあります。
楽天銀行に限らず、海外銀行送金で多額の引き出しをする場合、個人口座を利用中であれば、受け取り可能かを事前に確認するのは、資金を守るために大切なことといえるでしょう。
入金した銀行口座あてじゃないと出金できない?
XMでは、海外送金に対応していて、XM口座と同名義の銀行口座であれば出金が可能です。
入金した時の銀行口座にしか出金できない、というルールはありません。
ここまで出金方法と、それぞれの特徴を見てきました。
次は、それぞれの出金方法のおすすめの使い方を見ていきましょう。
おすすめの出金方法
現在のXMでは4つの出金方法がありますが、種類ごとに大きく分けると、3つの方法に分類されます。
さらに目的ごとに分けると、以下のようになります。
- 手数料無料で出金したい人 → VISAカード出金
- なるべく早く出金したい人 → オンラインウォレット出金
- 入金額以上の利益も出金したい人 → 海外銀行送金
ここでは、それぞれの出金方法の特徴とおすすめの使い方を、詳しく見ていきます。
入金方法を制する者が、出金方法を制す
出金について考える場合は、XMが設けている出金ルールを守るところから始まります。
例えば、VISAカードで入金したなら、同じカードへ入金額分を出金するまでは、他の方法は出金できませんし、入金額以上の利益は、海外銀行送金でしか出金できません。
どんな形で出金をしたいかを考えるためには、どの入金方法をとるべきかを、さかのぼって考える必要があります。
出金における要素は、以下の3つです。
- スピード
- 手数料
- 対応できる金額
すべてにおいて申し分ない出金方法は、現在はありません。
なので、それぞれのメリットとデメリットを考えながら、自分のトレード環境にあった出金方法を考えてゆく必要があります。
XMでの出金優先順位の高い順番に、出金方法を見ていきましょう。
VISAカード出金のメリットとデメリット
VISAカード出金の最大のメリットは、手数料がかからないことです。
ほかの出金方法では、どこかの段階で銀行送金の手数料がかかってきますが、VISAカード出金はカードへ返金(キャンセル)するという形なので、ユーザーの手数料負担はありません。
デメリットは、カード会社によっては返金までに1ヶ月以上かかる場合があること(またはどれくらいの日数がかかるか分かりにくいこと)とです。
入金から数ヶ月経った後の返金は、カードの利用分との相殺で行われることが多いですが、その点も「返金まで時間がかかる」「いつ返金されたのかわかりにくい」と感じさせる要因かもしれません。
そして、入金額までしか出金(返金)できないことも、デメリットの1つでしょう。
オンラインウォレット出金のメリットとデメリット
ビットウォレット/スティックペイ出金のメリットは、スピードと手数料です。
XM口座からオンラインウォレット口座への出金は、出金リクエストから着金まで、営業時間内であれば数分で可能です。
そして、 オンラインウォレット口座からの出金手数料は、例えばビットウォレットなら一律824円と、良心的な設定となっています。
ビットウォレット/スティックペイ出金のデメリットは、入金額までしか出金できないことでしょう。
出金額の制限は大きな足かせですが、小回りのきく入出金方法であるといえます。
海外銀行送金のメリットとデメリット
海外銀行送金のメリットは、入金額以上の利益分を引き出せるところにあります。
現在のXMでは、入金額以上の出金ができるのは、海外銀行送金のみです。
海外銀行送金のデメリットは、スピードと手数料です。
出金リクエストから指定の銀行口座まで払い戻しされるのに、2〜5営業日が必要です。
また手数料は、2万円以上の出金ならXM側の送金手数料は無料となりますが、受け取る側の手数料の2,000円〜5,000円は、ユーザー負担となります。
したがって、海外銀行送金はこまめに出金する方法としては適していません。
ある程度利益がたまった段階で出金するのが良いでしょう。
ここまで、出金方法別にメリットとデメリットを見てきました。次は、出金時のボーナスの扱いを確認しましょう。
XMの出金手順
ここからは具体的な出金方法を画像付きで確認しましょう。
出金をするには、最初にXMの公式ウェブサイトから会員ページにログインします。
ログインしたら「資金の出金」を選択し、「出金方法一覧」の画面が表示されるので、都合のよい出金方法を選択する形になります。

それでは早速、それぞれの出金方法を見ていきましょう。
VISAクレジット/デビットカードでの出金方法
VISAクレジットカード/デビットカードで出金するには、「出金方法一覧」の画面から「VISA Credit/Debit Cards」を選択します。

「出金額」に入金額を上限とした出金額を入力し、「リクエスト」を選択することで、出金申請が確定します。

出金に成功したら、「成功」の画面が表示されます。この時点では口座残高から引き落とされただけで、出金は完了していません。
出金完了メールがXMから届いた時点で、出金処理が完了となります。
bitwallet(ビットウォレット)での出金方法
ビットウォレットで出金するには、「出金方法一覧」の画面から「Bitwallet Account」を選択します。

ビットウォレット口座IDと、入金額を上限とした出金額を入力し、「リクエスト」を選択することで、出金申請が確定します。

出金に成功したら、「成功」の画面が表示されます。この時点では口座残高から引き落とされただけで、出金は完了していません。
出金完了メールがXMから届いた時点で、出金処理が完了となります。
STICPAY(スティックペイ)での出金方法
スティックペイで出金するには、「出金方法一覧」の画面から「Sticpay Wallet」を選択します。

スティックペイ口座IDと、入金額を上限とした出金額を入力し、「リクエスト」を選択することで、出金申請が確定します。

出金に成功したら、「成功」の画面が表示されます。この時点では口座残高から引き落とされただけで、出金は完了していません。
出金完了メールがXMから届いた時点で、出金処理が完了となります。
海外銀行送金での出金方法
海外銀行送金で出金するには、「出金方法一覧」の画面から「International Wire Transfer」を選択します。

最初はあなたの情報を入力します。当然ですが、受取銀行口座の名義は、XM口座名義と同一でなければいけません。
- 受取人の下のお名前(全角カナ表記)
- 受取人の姓(全角カナ表記)
の2点は、全角カナ表記で入力します。
以下の3点はローマ字で入力します。
- 受取人のお名前(フルネーム)
- 受取人の住所(日本では、住所は都道府県、市町村、番地という順ですが、海外では番地から書き始め、日本とは反対の順で書きますので、ご注意ください。)
- 受取人の銀行口座番号/IBAN
最後に「銀行口座の国」をプルダウンメニューから選択します。

続いて、受取人銀行の入力です。
「銀行名」を選択すると、プルダウンメニューで主要な送金先銀行がでます。その中に口座をお持ちの銀行がない場合は、「Other」を選択すると、新しい入力ボックスが出てくるので、そちらに入力してください。
さらに、以下の4点を入力していきます。入力は全てローマ字です。
- SWIFTコード(海外送金に必要な金融機関の識別コードです。SWIFTコードがない銀行は、受取人銀行に指定できません)
- 銀行所在地
- 支店名 (支店名は、〇〇-Branchと入力します。例えばXM支店なら、XM-Branchとなります。)
- 支店コード

仲介銀行の欄は、未記入でも大丈夫です。最後に出金額を入力し、注意事項を読んでチェックをして、リクエストを選択して出金手続きは完了となります。

出金に成功したら、「成功」の画面が表示されます。この時点では口座残高から引き落とされただけで、出金は完了していません。
出金完了メールがXMから届いた時点で、出金処理が完了となります。
最後に、XMで出金する時に気をつけたいことを確認しましょう。
出金の際の注意点
ここまでXMでの出金方法とそれぞれのメリットやデメリット、そして実際の出金方法を見てきました。最後に、出金する時に気をつけたいことを再確認しましょう。
口座の有効化をしないと出金できない
資金を出金するには、口座の有効化ができていないといけません。身分証明書や住所確認書類を提出して、あらかじめ口座の有効化をしましょう。
出金には優先順位がある
XMではマネーロンダリング防止などの理由から、基本的には入金した方法で出金しないといけません。そして出金方法には優先順位があり、その順番を守る必要があります。
公式FAQによると、優先順位は以下のようになっています。
- クレジットカード/デビットカードへの出金。ご送付頂いた出金リクエストは、その際にお客様にてお選びいただいた決済方法に関わらず、カードによるご入金合計金額に達するまでこちらの決済方法にて処理されます。
- クレジットカード・デビットカード合計入金額を完全に出金完了後、電子財布への出金が可能です。
- 銀行電信送金等のその他のすべての決済方法は、上記2つの方法による合計入金額を出金しました後に、選択できます。
引用:XM公式サイトQ&A
ポジションを持っている場合は、証拠金維持率に注意
XMではポジション保有中も出金が可能です。
ただし、ロスカットを避けるために、証拠金維持率が150%を下回るような出金は、できない仕様になっています。
ハイレバレッジでトレードされている場合は特にですが、なるべくポジションを決済してから出金をした方が安全です。
出金額の割合に応じて、ボーナスが差し引かれる
XMの魅力の1つに、100%または20%の入金ボーナスがありますが、ボーナスを受け取っている状態で出金する場合は、出金額の割合に応じて、ボーナスが差し引かれます。
差し引かれたボーナスは元には戻らないので、ご注意ください。
海外銀行送金では、受け取り銀行の指定に注意
SWFTコードを持っていて、海外送金に対応している銀行でも、少々気をつけたい点があります。
銀行によっては、個人向け口座の場合、事業収入の海外送金は受け取りができないと定めている場合があります。FXで多額の利益が出て、それを個人口座で受け取る場合、心配なら事前に確認した方が良いでしょう。
オンラインウォレットを利用した、カード枠の現金化に注意
XMとは関係がありませんが、ビットウォレットやスティックペイは、入金はカードで行い、出金は銀行送金が可能なので、カード枠の現金化ができてしまう、ということになります。
しかし、カードで入金を行なった場合、規定の日数の間出金ができないと定めている場合があります。急いで入出金を行う予定がある場合は、カードではなく銀行送金での入金をした方が安全です。
XMの出金まとめ
ここまで、XMでの出金について確認してきました。
出金の優先順位などは、初めての方には馴染みが薄いと思うので、注意したいですね。入金額以上にたくさんの利益が出た時は、このページを参考に出勤していただければうれしいです。
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